FC2ブログ

ヒナタノオト工芸帖

日本橋小舟町の工芸ギャラリー・ショップ「ヒナタノオト」の作品ノオト

光の束

ここ、日本橋浜町に場所を得たのが2006年の夏。
オープンしたのがその年の12月でした。
昨年の12月で丸3年を送ることができて。
過ぎてしまえば、ほんとうに、あっ!っという間のようです。

ここ日本橋浜町にヒナタノオトを開いたのは、
作品を見ていただきやすい場だと思ったことが最大の理由でした。
意外とこの場はアクセスがいいのです。
地下鉄4路線の駅から10分以内ですから、
千葉、埼玉、神奈川にダイレクトにつながっていますし、
東京駅を思えば、全国にお住まいの方にも、
上京の折に訪ねていただけるのでは、と思いました。

長く郊外で働いてきましたから、郊外で行うすばらしさや、
大切さはわかっているつもりですが、
広い地域から来ていただきやすい場を持ちたい、
というのは、作品紹介をする私たちの切なる願いだったのです。
私たちが新しく場所を立ち上げる以上、
それが作品や作家への責任であるとさえ思いました。

:::

3年間。
ヒナタノオトに、たくさんの方をお迎えすることができました。
ここに場を得て、ほんとうによかった。
そう思っています。
もちろん、まだまだ力足らずのことばかりで、
もっとちゃんとこの場のよさを生かさねば!
ということ満載ですけれど。
でも、それにもかかわらず、この場で、お会いできた方を思うと、
心がじんわりあたたかくなってきます。
かけがえのない出会いを幾つもいただいてきたのですね。
あらためて、ありがたい気持ちでいっぱいです。

:::

年末年始にかけて。
ホンマユミコとたくさん話し合いをしました。
3年間、ほんとうにたくさんの方に感謝!だね、と。
でも、もし、これからの3年間、同じように過ごしたいか?
と問われれば、正直、ふたりともためらってしまいました。
同じことをなぞっていたのでは、ヒナタノオトを開いた意味がないよね、と。
3年間に育った小さな芽を、どんな風に育んでいくのか。
その指針を今、チューニングするときなのだと。

溜まりがちな日々の業務(わたしたちがトロイということですが)
を差し置いても、たっぷりの時間をかけて言葉を交わしました。
時にウサ村さんも交えて。
ひとりひとりが心に芽生えさせていた粒のような思いも、
言葉に出して響きあわせていくと、光の束になっていくんですね。
やっと、これからやるべきことが、はっきりと姿を現してくれました。

:::

3月を目指して、ヒナタノオトはソフトのリニューアルを進めます。
根っこの想いは、3年前と何も変わりません。
でも、もっと広やかに私たちならではのことをやっていこうと。
やるべきことがはっきりしましたから、どんどん漕ぎますよ。
そして、新しい展開の中では、この場で出会えた方たちの
素敵なちから・才能ともっと響き合っていきたいと思います。
一緒にこんなことしませんか?
そんな依頼がきましたら、ぜひご一緒ください。
光の束。
それはヒナタノオトという小さな場所からのことだけれど、
関わってくださる方の扉を
新鮮に開いてくれるものでありたいと思っています。

PageTop