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ヒナタノオト工芸帖

日本橋小舟町の工芸ギャラリー・ショップ「ヒナタノオト」の作品ノオト

マーロンブランド@波止場

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鴨川に帰ると、キッチンカウンターがまっさらな白木に。
リクエストに応えて、夫N氏、鉋(カンナ)をかけてくれていた模様。

ん?
なんだかちょっとスースーするな?と壁際を見れば、
ガラス窓の代わりに、べニヤ板が無造作に張り付けてあります。

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外側を見れば、何やら造作が始まっている様子。
夫N氏、いつもながらのいきなりの作業開始となっていました。

現在、DKから外廊下でトイレにつながっている我が家。
外廊下の部分をDKに増築スペースとする計画。
トイレわきには、念願のお風呂が設置されます。
(現在の風呂場は一度屋外に出ますので、冬場や雨天時はキャンプ気分。
昨晩のような月夜ですと、それはそれで風流(&懐中電灯が不要の実益有)ですけれど)

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よくわからない画像ですね。
ここを掘って、風呂場を作るとのこと。
(トイレもこうして掘って作ってくれましたっけ)

以上、N氏ひとりでの作業。

・・・

昼寝から起きてきたN氏の顔を見てビックリ
マーロンブランドではありませんか。
波止場でボコボコにされたあとの!!

作業中、材木が顔面に直撃したのだと。。
左目側、試合後のボクサーと化しておりました。

私のビックリはよそに、なんでもなかったようにヘラヘラしているN氏。
いつもながら、あまりのがまん強さに気を揉みます。
オオサワギ(とN氏に言われている)の私なら即入院でございます。
まあ、今回はほんとうにたいしたことなかったようですけれど。

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で、私も作業、いたしました。

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はい、ソープフィニッシュ。

カウンターの白木にせっせと塗りこみました。
揮水性はほとんどありませんが、いい感じです。

ついでに、床の拭き掃除も。

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デンマークの友人宅で、ソープフィニッシュを使うのを教えてもらってから、
すっかりファンに?になりました。

キッチンで、ステンレスのボウルにソープフィニッシュの素とお湯を入れて、
ブレンダーで攪拌します。
ホイップクリームを作るのと同じ。

そこにクロス(ふきん、雑巾)を入れてしぼって、そのクロスで対象物を拭くだけ。

「テーブルも、家具も、服も、器もなんでも洗えるわよ」
と言った友人の言葉に加えて、実際使ってみたら、手がすべすべになるわ、
拭きっぱなしで、乾燥に気を使わないわ、後始末も簡単だわで、
どうして、日本で普及しないのか不思議なくらいでした。

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たしかに、掃除のときの使い方と、
ウールなど素材別の洗濯のしかたについて書いてあります。


その後、我が家や、らふとの床、ヒナタノオトの家具やキッチン周りで、
ソープフィニッシュは活躍中。
普及しないのは、揮水性の問題でしょう。
でも、手を洗うのと同じように習慣になってしまえば、
メンテナンス(片づけや保管、発火したりしませんし)も楽なので、
私は今も愛用中です。

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デンマークに行くとスーパーで必ず買って帰ってきましたが、
今年、はた、っと気づいたことがありました。
手作り石鹸をカットするときに出るフレークを使えばいいのでは。。
と。
ソープフィニッシュの素って、まさにそんな感じです。
何より、使い心地がまったく同じ。
手がそう教えてくれています。
グリセリンが空気中の水分を吸い寄せて、しっとりさせてくれるこの感じ。

さて、再び、掃除に戻りましょう。
&ウサ村さんに、らふとの掃除は次回は石鹸づくりのおこぼれでやろうね、
と伝えましょう。
ウサ村さんも喜ぶぞー。

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