ヒナタノオト工芸帖

日本橋小舟町の工芸ギャラリー・ショップ「ヒナタノオト」の作品ノオト

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7月17日第3日目

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はじめてお会いしたのに、どこか懐かしいような気持ちになってしまう人。
そんな人に、時に出会います。

3日目にお訪ねしたAさんもそんなひとりでした。

エベルトフトから40分ほどバスに揺られて着いた長閑な田舎町。
ジャーナリストのAさんが夏の間に暮らす家です。

デンマークは夏と冬の気候が(昼の時間)があまりに違うので、過ごし方もまったく異なります。
夏はその光を存分に味わおうと、サマーハウスに暮らしたり、バカンスをたっぷりと取ります。
一方冬は、暖かに暮らすことにむねを置き、籠ったように暮らしています。

Aさんは、冬はコペンハーゲンの集合住宅に、
そして夏はこの古い農家を改装した家で、ゆったりと光を味わいながら暮らすのだそうです。




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こちらでもたくさんの写真を撮らせていただきました。
いつかあらためてご覧いただけたら、と思います。

Aさんのこの家との巡り合いも、おとぎ話のようでした。
以前この家はある画家の家で、その画家と子供のころからご縁があったとのこと。
巡り巡って、、、、、
書きだすと3時間くらい(笑)かかりそうなので、またいつの日か。
とても素敵な、けれど、ああ、必然な出会いだったんだな、というお話。

Aさん、私の母と同じ74歳。
けれど現役のジャーナリスト。
実は少しおみ足を悪くされていたのですが(いや、少し、ではないかも)、
バリアフリーの真逆なこの家で、何の不自由や不満も表わさず、
夏の家での歓びを堪能されていました。
私だったらどうかしら?
74歳で一人で暮らして足が思うように動かなかったら。。。
不便よりも、心の歓びを優先する生き方、
頑ななのではなくて、やわらかで、でも凛としたその生き方に、勇気をもらった気がしました。

:::

Aさんとの会話の中で、
「なぜ私がデンマークにこんなに通うようになったのか?」
と、尋ねらました。
ちょうど「北欧の和み」を持っていましたので、
その最終章、アンヌ・ドォールト・ミキルセンのことをお話ししました。
すると、
「彼女に会いたい?」
と。

「What?」
と私。

彼女とは親しいので、あなたの話をしておくわ。
そう、この本を買いたいわ。
訳して渡すから。

「!!!!」

もしかして、もしかしていつの日か、アンヌに会えるかもしれない。
「北欧の和み」を手渡す日がくるかもしれない。。
そんな風に漠と思って(希って)いましたけれど、
なんだか、ぐん、とその日が近づいてきたように感じました。

(余談ですが、Aさんが本を「欲しい」ではなくて、「買いたい」、
と言ってくれたことが、とてもうれしかったのでした。
一流のジャーナリストなのだと感じました。
その日はお渡しできなかったけれど、アンヌのことを書いた
「織られゆく歌声」を英訳して、謹呈しようと思っています。)

Aさんのお宅では、
このあと、もうひとりの「アンヌ」との、とても不思議な出会いが待っていたのでした。

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