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ヒナタノオト工芸帖

日本橋小舟町の工芸ギャラリー・ショップ「ヒナタノオト」の作品ノオト

夏至の歓び展示編

今日は4時起きで、鴨川からヒナタノオトへ。
途中、ちょうど山の端から朝日が昇って思わず歓声をあげてしまいました。
サンライズ。朝日っていいですね。なんとも元気をもらいました。

ブログにエントリーしたいことが8つ!?くらいたまって、じりじり。。
少しずつアップしていければ。。
でも、エントリーしたいことがいっぱいあるって、幸せなことですね。

さて、まずは今日の展示のニュース。

「夏至の歓び」
と名付けましたけれど、夏至の季節をもっと楽しもう!という気持ちをベースにしながら、
でも、実は夏至そのもにそんなにこだわっているわけではなくて、
この季節に、フューチャーした作家の新鮮な仕事を見てほしくて、
このようなタイトルをつけました。

今日、3人で展示していて、しあわせ~な気持ちでいっぱいになりました。
皆さん、ほんとうにいい仕事を届けてくださいました。

さくっと、ご紹介。。

ガラスは4人の方から届いています。

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井上枝利奈さんのガラスは、コップや小鉢、小瓶が新鮮。
すりガラスの風合いがなんともいいです。
打ちっぱなしの壁の前に置いて、移りゆく光の流れを味わってしまいました。

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沖澤康平さんは、4人の中では一番厚みのしっかりしたガラス。
人気の角コロック(鉢)を発展させた5角形の小鉢、中鉢。
涼やかな料理を盛るのにひとつあるとうれしい、たっぷりとしたお皿や大鉢もあります。
ガラスの生地が以前より透明感が増した感じがして、わたしたちの好みでした。


梱包箱から加護園さんの作品をほどきながら、ざわわ、、とトリハダが立ちました。
花吹雪を見てインスピレーションを得たという、
細かな金箔とプラチナ箔が散りばめられたガラス。
ガラスそのものの質感を美しくかたちにして、
そしてなんともはかなげなのにたしかな姿に。
また、なんだか見てしまったのですね、加護さん。
凡人には見えない世界を。
それを私などにも感応させてくれる表現力には感嘆です。

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JUNIOさんも、バリエーション豊かに、心楽しくも、
いつもながらうまいなぁ、きれいだなぁという作品を出してくださいました。
ジューンブライドにちなんで、結びきりがキュートに描かれたグラスや
オレンジや赤、黄の粒々が散ったなんともきれいな大小のボウル。
ボトルもいろいろ。
ふた付きのデキャンタや、まっ赤にバラが描かれた大瓶、中瓶。
珍しかったのは小瓶。うんとちびっこいけれど存在感のあるものが7色に。
人気のUFOデッィシュは、特製(難易度高いのであまり作られない)白が来ています。
(ホンマユミコ、お菓子を盛るのに絶賛でした、この白)
ほかにもいろいろ、たっぷりと。

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武井春香さんからは、渋柿染めのコットントートバッグ。
武井さん、夏至ということで、ムーミンをあらためて読んだり、
百科事典をいろいろ紐解いたり。。
夏至の神秘に引き込まれたもよう。
(このお話は、あらためて。。)
そんな中で、ニガヨモギとヤドリギが新たな文様に加わりました。
渋柿染めも、文様だけではなく、今回は生地そのものにも施したものも。
ちょっとシックになっていい感じです。
ほかに、リネンのマフラー、
定番のリネン×ウールのトートもたくさんやってきましたよ。

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加藤仁志さんの陶磁器は、今回薪窯のもの。
なんて言ったらいいんだろう、とろんとしていて、でもかさっともしていて、
さまざまな色味がないまざっているようで、ないまざりながら清められたような
奥行き深い、滋味豊かな「白」。
こんな白に、私、初めて出会いました。
加藤さんの粉引き、白磁はファンの方が多いですけれど、定番にはない
一期一会のこの白、ぜひ使っていただきたいって思います。


さてさて、今回、8plusさんの絵本をご紹介しています。
作者であり、その出版社主でもある芳賀八恵さんの絵本。
今回ご紹介しているのは、
『Harmony』 『the silent book』 『THE NIGHT BOOK』  『星の子』 
心に夜空が広がっていったり、頁をめくりながらさわさわっと風がそよぐような本。
私は大好きな人への贈り物にしたりします。
どれもどこか夜空がイメージされて、夏至の歓びにぴったり。
(本のイメージはこちら → 


駆け足なご紹介でごめんなさい。。
まずは、言葉だけでもお伝えしたくて。

今回展示して思ったのは、個々の作品のよさももちろんだけれど、
それだけじゃないものがある、ということを、あらためて感じたのでした。

私たち自身、今日展示をしながら、
こんなに気持ちの良い、まっすぐな気持ちの仕事に触れられて
うれしかったのでした。
具体的な何かを手にいれるよろこびというのとはちょっと違って、
なんていうか、これらの作品と同じ空気を吸っていられるのが、うれしい、というような。

店主としては、もちろんお選びいただきたいのは当り前のことですけれど
(それは作家にとっても同じですけれど)、
「手に入れる」って、売り買いだけのことではないんだな、ってあらためて気づかされた気持ちです。
今回、「夏至の歓び」、としましたけれど、
「作ったひとの歓びが映ったものたちの歓び」、というかんじでしょうか。

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朝日が放つ何かのように、気持ちのよい仕事は、人を爽やかに元気にしてくれるんですね。
萩原千春さんの陶磁器と薄井ゆかりさんの裂織りのバッグもたんと届いて、
かなりモリモリのヒナタノオト。
作り手たちの気持ちよい仕事との出会いに、ぜひお出かけください。
エルダーフラワードリンクをご用意してお待ちしています。

(さすがに眠いです。ちょっと興奮文章でごめんなさい。)

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