ヒナタノオト工芸帖

日本橋小舟町の工芸ギャラリー・ショップ「ヒナタノオト」の作品ノオト

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穴窯から

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この月火と訪ねた和歌山県龍神村の中本純也さん、
理詠さんの器が届きました。

穴窯でしっかり芯まで焼けた器。
焼きあがった作品の中から、心を澄ませて選んできました。

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出会って6年になりますが、今回の窯の作品は、おふたりともに、
ぐーんと前に進んだものに。

純也さんはお皿をはじめ、かたちが洗練されていました。
(新作のお皿がとってもよかったのですが、
数枚しか穴窯から出てきませんでした。
→窯の中で割れてしまったものが多かったのですね。
これら、ぜひ、見ていただきたいです。。)
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しっかりと大地とつながったたくましさと、
かたちの美しさが呼応しています。
焼き〆の色合いもとてもよかった。
碗をカフェオレボウルにしたらいいだろうなぁ。

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理詠さんは、粉引きの器をつくりますが、
白が今までとまったく違っていました。
まさに粉色。
やわらかで眩しい白。
しっかり焼けているのに、印象が柔らかな器。
小壷や小さな花器も楽しい。

昔の朝鮮の焼きものにも惹かれているおふたり。
来年には、ソウルでの二人展が開かれる予定。


:::

ずうっと焼き物の話をしていましたが、
特に印象に残ったのが、
ろくろの話。
土はいじればいじるほど粒子がつぶれるから、
いじり過ぎないようにしたい。
自分の腕はまだまだだから、ろくろを轢いていると、
もっといじりたくなってしまう。
でも、どんなに下手でもぐっとこらえる。
自分の下手をしたたかに見て、前に進もうと。

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<これは、穴窯の一部>

そんな話を聞かせてくれたのは、
きっと、少し納得のいくろくろになったからなのだと思う。
焼き締めと粉引き。
茶色と白という表面的には同じ器なのだけれど、
かたちの美しさが気持ちよかった。

・・・いたって、まじめーに話しているようですが(まあ、まじめですけど)
関西弁でおもしろおかしく話した二日間。
私もすっかりにわか関西弁になりました。
(どこにいっても、すぐに成り切ります。。)

:::

さて、8箱届きました。
展覧会といってもいいような充実振りですので、
穴窯の器に、ぜひ触れてみてください。

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