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ヒナタノオト工芸帖

日本橋小舟町の工芸ギャラリー・ショップ「ヒナタノオト」の作品ノオト

お日さまの下で@加藤仁志さんの工房

「お天気で、ほんとうによかったです!!」

満面の笑みで、その陶芸家は言いました。

「太陽の下で、これをお見せしたくって・・・」

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加藤仁志さん。
土岐市で焼き物をするひと。
ホンマユミコとウサ村さんと私が工房に到着すると、
さっそくお外に素焼きをした焼き物を持ってきてくれました。

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加藤さんが見せてくださったのは、化粧がけ。
白い粉引きになるための化粧土を器に。

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半分入りました。
慎重に、シンチョウに。。

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全部入れたところで、そっとそれを出して。。

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今度は外側に掛けるために指ごと器を化粧土の中に入れました。

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じゃぁ~ん。
化粧がけを終えると、

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太陽の下で乾かします。

加藤さんが一番見せたいって思ってくれたのは、この掛けたての美しさ。

「陽に輝いて、ほんとうーにきれいだなぁって思うんです。。
この美しさが、焼いた後にも映るように作りたくて。。。」

加藤さんの表情もとっても美しかったです。

太陽のもとで一時間ほど乾かして、工房に戻して。

再び焼いて、私たちの手元に届きます。

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加藤さん、しのぎも見せてくださいました。

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完成です。

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土岐のように産地での制作は、周りにたくさんの作り手がいる分、
自分を出していくのが難しいだろうなぁと思います。
けれども、加藤さん、そんな他者との比較などということよりも、
自分の仕事そのものに関心があるのですね。
粉引きの表情、しのぎの塩梅、掌に包んだ時の心地よさ。。。
とても清清しい工房での時間をいただきました。
(新作のお皿、カップ、一輪挿し、、ヒナタノオトにやってきましたよ!)

白い器を作ってきた加藤さん。
現在、瑠璃釉にも挑戦中。
しばらくすると、食卓に凛と輝く瑠璃色の器、ご紹介させていただけると思います。

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