扉をあけると
いらっしゃいませ。。。
おお!なんとも美猫ちゃんがお出迎え。。。
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今年の工房からの風に出展された、kino workshopさん。
おりひめ神社のふもと、ご夫婦で和やかに家具や器を展示していましたね。
今年、展覧会の企画を通して、じわじわお二人のお仕事に魅かれていきました。
実は当日(といっても二日目ですけれど。。
初日、役割上、私はお買物を自ら禁じているのです。。)
あれもこれも欲しくて何度もブースに引き寄せられて。。
その日選んだ大きなパン皿、毎朝おいしくパンをいただいています。
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飛騨古川。
昨年竣工した自宅兼工房をお訪ねしました。
里山の中に、すっきりとした佇まいの家が現れました。
一階の工房の窓からは、こんな風景。
制作中のパーツも、ここちよく呼吸をしているように。
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オセロという名の美猫ちゃんについて2階にあがれば、
おお、もうひとかた、たっぷり姿のジロウ君が。。
作品でもある椅子に腰掛け、おはなしが弾みます。
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オセロって、目力(めぢから)抜群。。カメラを向けると、目線をくれます。
とか。
こっそり、こんな一瞬も撮りました。
(猫好きの方、おわかりですか。爪とぎの固定もお手製です。。)
オセロの目力に引きずられ?つい、白いものを撮ってしまい。。
(この食器棚が素敵で、全体を撮りたかったのにね。
・・・中に入っていた民芸の器がこれまた好みでした。。
ヒナタノオトでもお願いしたい。。)
なんだか、オセロばかりの写真ですね~。
でも、写真ばかり撮っていたわけではないのですよ。
木の家の中に、木の家具。
なのに、ちっとも「もくもく(木木)」した感じではなくって。
そのことがなんとも不思議でもあり、心地よくもあり。。
そんなこんなを、ゆったり言葉を交わして、時を味わってきました。
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片岡さん夫妻って、「もの」が好きなんだなぁ。
好きだからこそ、楽しんで選んでいる。
それがとってもすっきり、気持ちよい感覚のものばかり。
けれど、クールすぎないのですね。
手の感覚が穏やかに宿っている。
それには、デザインの感度が高いことと、それをかたちにする技術力、
そして、それをつなぐバランス(そこに作者の穏やかさとか優しさ、楽しさが出るのでしょう)
が、どれも優れているのだと思うのです。。。
木のものって、写真だけではほんとうにわからない。
微妙な厚みや重さ、エッジの処理の仕方。
同じ木を使って、同じような形でも、使ってみると印象が全然違う。
kino workshopさんの木の家具と生活具。
もっといろいろ使ってみたいなぁ。
来年から。
ヒナタノオトでもじっくりご紹介したいと思っています。
ぜひ、手に触れてみてくださいね。