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ヒナタノオト工芸帖

日本橋小舟町の工芸ギャラリー・ショップ「ヒナタノオト」の作品ノオト

ふくらみの器

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初日よりたくさんのご来廊をありがとうございます!

千春さんの花の器。
わたしもいろいろ学習中。
球体の花器は、意外と挿しやすい。
全方位から楽しめるし、でも、ちょっとどこかにポイントをおいて遊んでみたり。
俯瞰してみても面白い。

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近頃は、お花屋さんで小さなブーケが売っていますね。
センスよくきゅっとまとめられたブーケ。
それをそのままの雰囲気で入れるのなら、
このような形がお薦めです。(とハナビト・ホンマユミコが)
でも、ほんの一本でも野の草を挿せたら、表情がぐっと出てきますよ。

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ちょっと挿し方はラフなのでご愛敬。
これは、セロリ。
そう、野菜って生ける花としても楽しいもの。
葉物は水に挿しておけば生き生きとしているし。
このようなスッと立った安定もよくて、場所もとらない
清潔感のある花の器がキッチンにあってもいいですね。

いずれにしても、白い花器は、植物に映えます、とっても。
キャンバスなのかもしれないですね。


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これはあくまでも私見ですけれど、
千春さん、今回を通して、花の器の面白さを一層自分のものにされたのでは。。
花器、ということで、まず伝統的なきちんとした形から作ってこられた千春さん。
それらの品のよさ、佇まいのうつくしさ。
そこをまずはきっちり作って自分のものにしたあとで、たとえば、ポットの胴のような
ふくらみと同じように、液体を入れるかたちとして、花の器を新鮮にとらえてみたのでは。。。

作者本人から伺ったわけではありませんが、
わたしは今回の作品群をみて、そんなことを感じました。
お茶という和みのひとときの湯を入れる器。
お花という和らぎの場を作る水を入れる器。
いずれも豊かな時をわたしたちに与えてくれるもの。
目的の共通点は、造形の根っこの共通点でもあるのかもしれません。
花の器という約束のかたちを知ったからこそ、
約束を超えて、千春さんならではのかたちになっていくのかも。

ふくよかな、白き花の器。
その色合いのニュアンスとともに、味わいにお出かけください。

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ブルガリアから帰国された佐藤千香子さんから、バッグ、ストールの新作。
hyggeligも、ジャンパースカート、スカート、が追加されました。

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