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ヒナタノオト工芸帖

日本橋小舟町の工芸ギャラリー・ショップ「ヒナタノオト」の作品ノオト

ブルガリアの佐藤千香子さんより、ブルガリア便り第二弾が届きました。

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早苗さま

こんにちは。
ブルガリアでは菩提樹の花が真っ盛り。
街を歩いていると甘い香りに包まれます。

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昨日は組紐職人のフリストさんの家の近くで、
ハーブティーのための菩提樹の花を摘みました。
フリストさんは、菩提樹ところまで散歩をしながら、
大きな木になっている桑の実、スモモ、洋なしを次々と私にと獲ってくれました。
桑の実は甘く、スモモは甘酸っぱく、一日の疲れをすっかり取り除いてくれました。
その後、自家製のラキア(葡萄からからつくる蒸留酒でなんと55度!)を、
野菜たっぷりのサラダや卵とチーズたっぷりのパイと一緒にいただき、
一日をしめくくりました。

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きょうは、注文していたブルガリアン組紐が出来上がりました。
糸を糸巻きに巻くところから始まり、組機にかけ、
糸のほつれなどをひとつひとつ取り除いてから'かせ’にします。
その後、炎の上で毛羽を焼き表面をなめらかにしたあと、
ソーピング、乾燥という工程を経てようやく完成です。
(詳細はワークショップの際、ご紹介しますね。)

明日は、組紐工房で、フリストの手伝いをしながら
作品を少しずつ縫い始めようと思います。

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日中の陽射しが強く暑いのですが、
夏にはもってこいの飲み物「アイリャン」(ヨーグルトを水で割ったもの)
で一息つきながら、がんばっています。

エタル野外民族博物館 より 

佐藤千香子

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菩提樹って、リンデンバウムのことですよね。。
日本ではしなの木(木へんに品)。
しな布になるもの。
(もしかして、種が違いますか?千香子さん??)
山形にしな布の見学に行ったことがあります。
木の皮から繊維をとるのですね。

ブルガリアン組み紐というのは、ほら、民族衣装に袖周りなどにテープのような
飾りがついているでしょう。
それのことです。
けれど、服飾文化の変化の中、だんだんすたれていってしまっているようです。
着物の意匠につかっていた技術が失われていくのと、近いことですね。
それを、異邦人である千香子さんが、なんとか失われないでほしい、、と
いろいろ活動されているのです。

帰国後、らふとでワークショップもお願いしていますので、お楽しみに。。。


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