FC2ブログ

ヒナタノオト工芸帖

日本橋小舟町の工芸ギャラリー・ショップ「ヒナタノオト」の作品ノオト

しんとする気持ち

今日はブックデザインをしてくださる方との第一回打ち合わせをしてきました。
初めてお目にかかる方でしたが、すうっと本の世界に入ってくださったようで、
うれしい出会いをいただきました。
さすが、出版社の方は、たくさんのデザイナーさんの中から、
この本にぴったりの方を選んでくださるものだと、感じ入り。。。
ブックデザイン、装丁、ってとても大切ですね。
前作もとても素敵に作っていただきましたが、今回もきっとよき佇まいにしてくださる予感がします。
内容、がんばらねば、です。

さて、その文字原稿は、9割方が終わって、あと一息。。

写真原稿の方はあらためて選んで、まず、4色のこちらから入稿になります。
12年間17回で撮った写真ですから、それは膨大な数が。。。
その中から30から40頁分を選ぶことになるのでした。

8月には入稿して、9月半ばには本屋さんへ並んでくれるでしょうか。。
やっと具体的な姿、輪郭が現れてくれたようで、うれしさと同時に気が引き締まります。。

:::::::::::::::::

編集のWさんが伴走をしてくださってから、この本は命が吹き込まれたような気がします。

そのWさんが伝えてくださった言葉が、心の中に灯っています。

「一番好きな感情は、しんとした気持ち。。
この文章を読むとそんな気持ちになるところが幾つかある」
と。。

それは伴走者の方の励ましの言葉なのですが、
「しんとした気持ち」というフレーズに、あらためて出会った気がしました。
本を読む喜びのひとつに、たしかにこの感情があるように思うのです。
黙読というパーソナルな行為では、特にこの感情を味わいたくなって。
かなしいだけでも、愉しいだけでもない、さまざまな感情がないまざって、
澄んでいくもの。。。

それは遠い道だけれど、向っていきたい文章の姿でもあります。

北欧、デンマークへ通い続けた中で紡いだものや人との出会い。
こうして一冊になるなんて思いもよらないことでした。
読んでくださった方が、もしも、少しでも「しんとした気持ち」になってくださったなら。。。

そう思いながら、ただいま、ゴールに向かって進んでいます。。

PageTop