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ヒナタノオト工芸帖

日本橋小舟町の工芸ギャラリー・ショップ「ヒナタノオト」の作品ノオト

プロジェクト その2

母の日に向かって、オリジナルのセットを作ろうと思っていました。

竹かごにヒナタノオトお薦めのものを詰めて。。。

そのためには、竹かごがなくってはなりません。
but,夫N氏は、お受けした大きな竹垣の施工が終わらず、作れなそう。

でも、、、ひそかに期待していたことがあったのです。。
夫N氏の末っ子、R君に作ってもらえないかなと。。。

R君、この春、別府の竹の訓練校を修えて、引き続き別府で竹の制作に打ち込むとのこと。
元来、器用で細やかで誠実なものづくりをするひとなので、きっといい作り手になるだろうなぁ、
と思っていたのです。
でも、無理強いするのはよくないし、どう切り出してみようかな、、と思っていたのでした。

春休みで帰ってきたR君に、率直に聞いてみましたところ、
ぜひにやってみたい!と。
これには、少し面食らったほどでした。
なぜかと言えば、どちらかというと控えめで慎重なかんじなので、
こんなに快く引き受けてくれるとは思っていなかったのです。
けれど、きっと作ることにとってもわくわくしているのでしょう。
なんとも気持のよいプロジェクト!の始まりでした。

N氏。
R君の持ってきた竹の作品に感心しきり。
N氏の場合、日用民具を作る親方のもとで修業したので、飾り編みなどはできないのですね。
(もっとも、タイプ的にも向いていないと思うけれど)
R君の場合、繊細な編みをかなり高度に学んでいます。
まずは全般的に技術を身につけて、どんな方向でやっていくかは、これからなのでしょう。
おおらかさが身上のN氏の造形と、細やかさが生み出すR君の造形。
その違いはあれど、自然の恵みと手の仕事で、暮らしに生きるものを作るということでは
響き合っているのでは、、と思います。

さて、籠はできそうですので、中身もお知らせしなくてはですね。
籠を覆う布は、針の森さんのこぎんでお願いしていますので、
あとのものも具体的にご案内させてくださいね。
4月半ば過ぎになりそうですけれど、どうぞよろしくお願いいたします!

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夕食の後、R君と話をしていたら、俳句の話に。。

俳句の辞典ってあるんだよね。と。。
竹工芸を学んでいると、お茶やお花、そして俳句のことなども話題にでるそうです。

歳時記。

つい、この土曜日に「季語カフェ」をやったばかりでした。
鴨川に置いてあった文庫の歳時記をR君に手渡して。

N氏もひとことも竹をやったら、などと言わなかったし、
私も俳句の話なんてしなかったけれど、大人になったR君とこういうふうに
同じ関心事で会話ができるのは、なんだか嬉しいものですね。
R君、どんなふうに歳時記と出会っていくのでしょうか。。

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