ヒナタノオト工芸帖

日本橋小舟町の工芸ギャラリー・ショップ「ヒナタノオト」の作品ノオト

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船、山にのぼる

fune


年末の風の強い日。
少ないお客様の日に、ひとりの男性の方がいらっしゃいました。
私は、机で仕事を。
ホンマユミコが応対をしていました。

聞くともなく聞こえてきた会話では、なにやらフライヤーを置いてほしいというお申し出。
それに対してホンマユミコの応えがふるって?いました。

「わたしが見ていないものを、お客様にはご紹介できないです。。」と。
それに応じたその男性の応えもすばらしく
「それは、ごもっともです!」と。

なんとまあ、まじめで誠実なふたりの会話。
とりあえず預かっておこうとか、とりあえず置いてもらおう、という世界とは遠く。。。

お帰りになられたあと、ホンマユミコが私に見せてくれたフライヤー。
これが、この映画「船、山にのぼる」、でした。

フライヤーを見て、惹かれました。
単館系の映画が見たくなってはチェックする、ユーロスペースで公開ではありませんか!
そして、この映画の舞台となる場所。
広島県の山間部、吉舎(きさ)という村の名前に、驚いて。。。
父の里のほぼ隣村。
遠縁のものも住んでいるところなのです。
地図で見れば点のようなこの場所の空気が、すうっと伝わってくるような写真が、
そのフライヤーに使われていました。
広島弁もなつかしく思いだされて。。。

ダムに沈む村の木を使って、住民たちと船を作る。
その船を水を張ったダムに浮かべて・・・・。
長い歳月をかけて進められた営みを、どのように映画にされたのでしょうか。。
ぜひ、見てみたい、と思いました。

歩く誠実印!?のホンマユミコは、寝込んでいるわたしをよそ(笑)に、
ちゃんと試写会に出かけてきました。
とおーっても感動したそうです。
これで、胸をはって?お客様にフライヤーをお配りできると、喜んでおりました。はい。

そのフライヤーを持ってこられた、くだんの男性。
なんと、この映画の監督さん、だったのです。
監督自ら、このようにPRに努めていらっしゃることにも、心打たれました。
自分の仕事に愛情を持っている人は多いでしょうけれど、
こんな風にはなかなか実践できないものです。
なんだか、勇気のようなものももらった気がしたのでした。

船、山にのぼる」は、ユーロスペースにて、4月5日(土)よりレイトショー公開。
12、13、19、20の4日間(土、日)は、朝9:45からの回もあるそうです。

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