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ヒナタノオト工芸帖

日本橋小舟町の工芸ギャラリー・ショップ「ヒナタノオト」の作品ノオト

彼女たちの年齢革命

nenrei


昨年12月28日に発売になった一田憲子さんの著書
40歳以上の女性10人にインタビューをしてまとめた一冊。
10人の話から、10の仮説を立てて、
年齢を重ねていくことへの力を模索していく。

ここに私が入っていることが申し訳ないくらいなのですが、
10人のうちの一人としてインタビューをお受けました。
一田さんとは面識はありましたが、ゆっくりお話させていただいたことはなく、
手仕事を結ぶ庭」を読んでくださって、
ぜひに、とお声をかけてくださったのでした。


まだ残暑の名残を感じながら、galleryらふとで、
はしりの秋雨の音を聴きながら、ヒナタノオトで。
気づけば予定の時間を超えて、言葉を交わしていました。


10人の話から、それぞれに「○○力」という仮説を立てられていたことが
興味深かった。
私には「二軸力」。
そのような言葉も知らなかったし、
自分の来し方をそのように思ったこともなかった。
けれど、なるほど、いわゆる「家庭」と「仕事」を両立させてきたスタイル
とは違うながらも、両親や弟、そして新しい家族と重ねた私の30代から、
このようなことを感じてくださった一田さんには脱帽でした。


井上由季子さんや高橋みどりさんをはじめ、
とても興味深い方々の時間の重ね方。
そして一田さんご自身の今までとこれから。
そこからは、私もたくさんのヒントや希望をもらったのでした。
ヒナタノオトでも取り扱っております。


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私の話への少し言い訳・・・

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思春期の子どものいる相手との結婚を、一田さんはとても大変だったろうと私を
いたわって書いてくださっています。

たしかにそれは想像を超えた困難な日もあったのですが、
自分で選んでしたことなのです。

稲垣の子どもたちは、選ぶことはできなかったのですもの。
彼らこそ、どんなに困難というか困惑したことだろうと思います。

これは私が書く文章ではなく、著者の方が感じたことを書くものだから、
(しかも私への優しさに満ちていて)訂正をお願いする筋ではないと悟りましたが、
私の気持ちは、すこしドキドキしたままです。

こんなところに書くのも変ですが、彼らの眩しい成長に、わたしは何にも
してあげられていないのです。
今の彼らとの豊かな関係は、すべて彼ら自身の心の美しさから。
わたしはいつも、もらってばかりだなぁ、と思うのです。
(なんだかうまく書けずにすみません。
このことになると、どうも私はすぐ涙腺が緩んでしまうのでした。)

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