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ヒナタノオト工芸帖

日本橋小舟町の工芸ギャラリー・ショップ「ヒナタノオト」の作品ノオト

余白を整えよう

あらためまして、今年もヒナタノオトにお越しいただきましてありがとうございました!
また、全国(世界?)から、このブログなどをご覧いただき、お気に留めていただき、
スタッフ一同感謝申し上げます。

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今日はニッケ鎮守の杜、お庭の手入れが午前中のワーク。
午後は、ニッケのデスク周りの大掃除を進めました。

そして、明日はスタッフ総出で、ヒナタノオト。
ご出品いただいた作家の方々へ、感謝をこめて搬出を進めます。
お届けものが到着するまで、今しばらくお時間くださいねー。

ほかにも、あれやこれやと溜めてしまったことも、ひとつずつ片付けて。。。
それぞれ得意分野を生かして?
(みんな個性が際立ってきて(笑)チームとしていい味出てきています・・)
余白を清々しく整え、新年を迎えられるようにしたいと思います。

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今年もお陰様でこうして綴ることができていますが、
じわじわっと変化のあった年でした。
ええ、ほんとうに。。。

作家の方との関わり方も、あらためて気づいたこと、
考えさせられたこと、そして学んだことがたくさん、
そしてその幾つかは、とても重く、濃いものでした。

わたくし個人としては、こうしていられるのは、
ほんとうにスタッフと家族の支えがあってこそ、
としみじみ感じています。

本を出版できたり、工房からの風が無事10回目の開催ができたり、
小舟町に移転してから、ギャラリーショップとして、
少しずつではありますが、広やかに帆を進ませていただいていること。
ひとりでは、今の自分の状況ではとても出来ないことでした。

夏以降、父の容態が芳しくなく、入院、転院、
そして5年を過ごした介護ホームの退去がありました。
医師からの決断を迫られることばかりが続き、
役所にもさまざまな手続きで追われる日々。
何より、私とは価値観が異なる父を尊重しながらの日々は、
心が塞いでしまうこともあって、
心の身動きが取れなくなりそうなこともしばしばでした。
ちょうど工房からの風の前後が一番あわただしいときで、
そんな中でもこうして仕事を進めることができたのは、
奇跡のように思います。
ホンマユミコ、うさみともこをはじめ、周りのひとが
ほんとうに支えてくれたからこそのことでした。

私の力不足で、ご連絡をマメにできなかったり、
さまざまな失礼があったことと思います。
この場からではありますが、不信や不快に思われたことがありましたら
お詫びいたします。
けっして、疎かにや軽んじてのことではなく、
手足や心が動けずに、言葉(声や文章)が出ない場面が多々ありました。
来年はそのようなことのないようにしたいと深く思っています。

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なんだか、ちょっとしんみりしてしまったかもです。
すみません。。

来年に向けて進めていること、少しお伝えしますね。

・「北欧の和み-デンマークの扉をあけて」
を柱に、イベントやカフェ、ワークショップをします。
冬の章(1月末)と夏の章(6月)という感じで。

今年は看病のためにデンマークに行くことが叶いませんでした。
1996年以来、はじめて!
16年間毎年行っていたので、どこか故郷のような気さえしているデンマーク。
会えない時間が愛育てるのさ♪(ふるっ)というわけで、
デンマークラブが只今募っております。
そのエネルギーをヒナタノオトで発露しよう!と企んでいますよ。

・「工房からの風」は、10回の中で出来上がってきたものをベースにして、
よい所はそのまま育てて、そして、新しいことも始めます。
企画委員?(名称検討中)をお願いする作家さんと、近く第一回目の顔合わせを。
すでに仲良し?というのではなく、はじめまして的な方たちが、
どんな化学変化をもたらしてくれるでしょうか!

・あわせて、工房からの風の通信物もマガジン的なものを年3回発行します。
取材などで、いろいろお願い事、皆様にもさせていただきますよー。

・来年は、遠征?をしようと思っています。
まずは春に滋賀県の予定が!
茶話会やイベントなど、交流のできる機会を設けて、
新しい動きを育みたいな。

と、なんだか長くなってしまいましたね。
年末年始、また、いろいろ綴りたいと思います。
言葉にして、思いを整え、確かにしていく。
言葉は向き合い方次第で、豊かな道を拓いていくもの。
やっぱり、私はそう信じているのです。

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