ヒナタノオト工芸帖

日本橋小舟町の工芸ギャラリー・ショップ「ヒナタノオト」の作品ノオト

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菅原博之さんのイギリス・ハワース

木工の菅原博之さんは、イングランドのハワースを旅先に選びました。

今回の6人(組)の中で、実際に選んだ地を訪ねたことがあるのは、
実は菅原さんだけでした。
新婚旅行先だったそうですが、
その折に触れた楢(ナラ)の家具や生活具にずっと惹かれ続けてきたそうです。

080112a

菅原さんからのメッセージです。

イギリスの田舎町、素朴な生活の中で
庶民が生活道具を手作りしながら、
豊かさを感じていたようなものを目指しました。

基本的にイギリスでは、楢(oak)材が、手に入りやすく、
工夫しながら、色々なものを作っていたようです。

そんな事もあり、今回は材料 “楢” にこだわりました。

楢の特徴として、鉄分に黒く発色する性質があり、
古びた質感、エージングをかけたカトラリー。
素朴な手加工の仕上げに、ちょっとした装飾をほどこす遊び心。
蚤の市に並んでいそうな、、古い納屋に転がっていそうな・・・

そんなふうにも、感じてもらえれば嬉しいです。


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木の生活具(食器やカトラリー)づくりを、日本では、
茶のサクラやクルミ、白のカエデ、濃茶のブラックウォールナット
の3色が主に用いられますが、
使いながら自ら持っているタンニン分で黒ずんで古美が生まれる
ナラのよさをもっと伝えたい、というのが、今回のテーマになったようです。

上の調理道具は、古いイギリスの調理道具を調べて
菅原さんがリデザインしたもの。

080112b


菅原さん、一見飄々としているのですが、実はまじめな仕事人なのです。
木にただ穴をあけると強度に問題があるからと、
細やかにこんな細工も施したり。
小さな作品の隅々にも心をこめて制作されています。


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これは横から見たエッジが美しかったのでパチリ。

080112f

こんな風に使うのも心楽しい、小さな器です。

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