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ヒナタノオト工芸帖

日本橋小舟町の工芸ギャラリー・ショップ「ヒナタノオト」の作品ノオト

織姫会議

ヒナタノオトは今年から12時開店とさせていただきました。


というのも、午前中は作家とのミーティングなどの
時間に充てようと思ってのことです。
出来上がった作品をゆっくり見ていただくことを大切にしたい。
それと同時に作品になる前のこと、、、作家とのやりとりの時間も
豊かにしたいと思っています。

どちらの時間もが響き合って、よきものづくり、そしてよき提案につながっていけるように。。。
(ご都合でどうしても午前中のご来店をご希望の折は、
あらかじめメールなどでお尋ねください。
可能な限り、ご希望に添えるようにしたいと思っています。)


今日は、織姫さんたちがヒナタノオトに集まってくれました。
ローマから一時帰国している亜麻布の斉藤田鶴子さんと、
ぜひ交流してもらおうと。
綿の磯敦子さん、染め織りの伊澤明子さん、染色の佐藤千香子さん,
が和やかに、けれどふかーい時間を過ごしました。


祈りのある仕事。
特定の宗教を持たないわたしが、祈りなどという言葉を
うかつに使ってはいけないと自分を戒めます。
それでも、祈り、としか呼びようのない仕事に、
時として巡りあいます。

taz

田鶴子さんが今回かたちにした「手さじ」。
沖縄で男性にその姉妹が手渡すという一枚の布。
生きるための最低限の布が満たされたとき、
(いや、本来はそのときにこそ)
人は護りの思いを込めてものを作るのでしょうか。

イタリアで出会った亜麻のタオル(てぬぐい)から、「手さじ」へ。
田鶴子さんが詳しく示してくれた「手さじ」のテキストもあるので、
近日中に抜粋してアップしたいと思います。

ブルガリアで植物染めをしてきた千香子さんも加わって、
異文化でのものづくり、そしてさまざまな素材の話へと尽きることはなく。

技術やマテリアルの話もディープに交わされていくのですが、
一番交わされたのは、きっと別のこと。
ものを作っていく思いの種に、豊かな水や光、そして肥料をお互いに与え合ったひとときでした。

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