ヒナタノオト工芸帖

日本橋小舟町の工芸ギャラリー・ショップ「ヒナタノオト」の作品ノオト

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tassの遠藤博子さんの布

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後姿も愛らしいモデルさん。
スウェーデンで生まれた双子ちゃんのどちらちゃんでしょう。
赤いウールのヘリンボーンマフラー、ぎゅっと巻いて。

作品は、tassの遠藤博子さんのもの。


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こちらはグースアイの籠かけ。
ティーマットにもいいなぁ。


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そして「平織を基礎としたかわり模様のマフラー」
というカタイ名前がつけられていますが、
ちょうど織りサンプルを続けた布のよう。
見本帖とかって心そそられませんか?
お料理でいえば、アラカルトの5点盛りのような。。。
そんな魅力的なサンプラーストール。
(上質なウールコートにはらりと纏ったら、きっと素敵!)

北欧で暮らした博子さんの織りは、
きっとヒナタノオトのお客様と相性がよい気がします。
一見シンプルなのだけれど、素材とデザインと技術が確かな布。

博子さんからは、こんなコメントもいただいています。
織りに興味のある方には、博子さんのこんなつぶやき、
きっとびびびっと伝わるような。。なので、以下にそっと記しておきますね。
私も、そうか、そうなんだぁ、と首肯してしまいました。

:::

模様が経糸の存在に影響されず、その上綺麗に見える
「 技法 + 素材 + 色 」 の組み合わせをいつも模索している。
だから私がつくるものは "織り" なのに経糸の影が無く、
まるで手で描いたように模様が浮き出ていることが多い。

結局私は、経糸の存在に常に影響を受けるのを避けたがりで、
"織り" の中でも 「 経糸が見えてこない ローセンゴン 」や
「 緯糸が見えないリップス 」 などが好きなことを考えると、
"織り" という大海原の中で結構不自由しているような気がする。

だから "織り" よりは "編み" や " パッチワーク "
などのほうが向いているんじゃないかと、時々思う。
だけどその不自由さが私を
「 奢侈禁止令が生んだ江戸の渋好み 」みたいな、
細くて深い道へと導いてゆくのかもしれないと思ったりもする。


今回出展させていただくものは、素朴で明快なデザインながら
試行錯誤を重ねてようやくたどり着いた作品です。
幸せなクリスマスのために。

遠藤博子

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