ヒナタノオト工芸帖

日本橋小舟町の工芸ギャラリー・ショップ「ヒナタノオト」の作品ノオト

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義援金

よく存じ上げている柳沢悟さん(kegoyaの茜さんの夫君で炭焼き職人さん)に託した義援金。
あくまでも、店頭で顔の知ったもの同士でということで、義援金をお預かりして、
悟さんに託して有効に使っていただいています。

既に締め切ったのですが、その後も幾人もの方からぜひお渡しください、
とのことでお預かりをいたしました。
悟さん、茜さん、そしてヒナタノオトを信頼してくださってのことだねぇと、
お二人と語らっています。

その後、お問い合わせがいくつかいただきましたので、
お二人とご相談して、16日(土)~5月1日(日)のkegoyaさんの展覧会開催中のみ、
お預かりをさせていただくこととしました。

広くあまねくに集めている性質のものではなく、あくまでも知己の者としての
お預かりでよろしければ、現場でボランティアをしている悟さんに託す
浄財をお預かりさせていただきます。
(ですので、この記事のリンクや転載はご遠慮願います。)


:::

このようにお問い合わせが多いことのひとつに、
義援金がどのように使われていくのか、
あるいは、即効性があるのはどこなのか。
という皆さんの想いがあってのことと思いました。

私なりに、義援金やチャリティーについて、さまざまな方と相談したり、
阪神淡路の震災の後のアートとチャリティーについての考察を読んだりして、
思いをまとめてきました。

以下、長いので畳みます。

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チャリティー、っていうのは、とても難しいですね。
販売促進イベントなのか、ほんとうにチャリティーのみなのか。
善意が前提とは思いますが、売り上げの一部を、、と言っても、
とてもあいまいに思います。
なんでもチャリティーと冠をつければよいのか疑問に思わないでもありません。
けれども、結果として義援金を作ることができるのならば、
意味のないことではない、というのも頷けます。
と、、ぐるぐる想いが巡ります。

:::

この一ヶ月の間に、自分の出来ること、すべきこと、ほんとうにぐるぐる考え、
ようやくまとまってきました。

まず、身近の人でフォローすべき人に、出来ることをし続けていくこと。
イナガキの場合は、親しい友人が陸前高田で家を流され、
ご両親(一緒にシルクロードにも同行したのです)が80年近く暮らした地を離れて、
新しい暮らしを始めたことに対して、出来ることを続けること。
そして、悟さんに託させてもらうこと。

ホンマも親類が千葉の津波(あまり報道されていませんが、凄かったのです)
で相当の被害に遭っているのでそのことに向き合わずにはいられません。
こうして、縁のある被災された方へできることを続けること。

:::

そして、肝心なこと。
自分の仕事を精一杯続けていくこと。
私たちの仕事は続けていくことだけでも、
決してラクではありません。(当たり前ですね)
チャリティーと冠を打つことよりも、
この場を「普通の意味で」丁寧に働いて、
継続していくことが大切だと思っています。
そして、もし余力が出来たら、表立ってチャリティーとうたわずとも、
しかるべき場所に義援金を送ること。

作家さんに対しても、チャリティーをしましょうと投げかけることは考えていません。
率直に言えば、多くの作家さんは、日々慎ましく暮らしている方が多いですし、
今回のことで、直接的に被害に遭われなくても、
作品の売り上げの面で経済的には厳しくなっていることと思います。
個々の事情は違うので、余力と気持ちのある方は、個々にされることと思うのです。
何より、チャリティーでなくとも、
選んでいただける作品であってほしいし、
そういう作品をご紹介していきたいと思っています。

:::

でも、チャリティーのひとつに、機会を作る、ということもありますね。
それを機に集まって、動いていく。
ヒナタノオトで一日カフェをしたのも、その意味が大きかったです。
(その流れが、kegoyaさんへつながっていったりと、
新たな展開を生み出してくれました!)

復興までは長く時間が要しますから、折々タイミングを見て、
ヒナタノオトに拘らずに企画していこうと思っています。
いずれ、あせらず、皆さんの知恵と力と響かせて。
そう思っています。


長い文章をお読みいただき、ありがとうございました。
義援金をお預かりするにあたって、
ヒナタノオトの考えを書いておこうと思ったのでした。

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