ヒナタノオト工芸帖

日本橋小舟町の工芸ギャラリー・ショップ「ヒナタノオト」の作品ノオト

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大谷房子さんの布

大谷房子さんの布。

81年生まれの若い作者ですけれど、どれだけ丁寧な修行時代を
送ったのかとしのばれるような誠実な仕事です。

草木を中心に化学染料も用いて糸を染める。
綿を柱に、麻も加えて、細い細い糸をほとんど平織りで布にする。

あまりの端正な織りに、一瞬それが手織りだとは思えなくなるくらい。

なんでも食べ物にたとえるホンマユミコ。
「包丁で刻んだ玉ねぎと、マシーンで刻んだ玉ねぎでは、
ハンバーグのおいしさが違うけれど、そんな感じがするわー。」
と申しておりました。
・・・??

が、そのあとに、
「こんなに端正な織りだけれど、手織りならではの得もいわれぬ揺らぎがあって、
それが自然光に触れると、なんとも美しい糸の綾を見せてくれるのよねー」
(だいぶ私が翻訳?していますが、こういうことを言おうとしていた模様・・)
などと、たまには食べ物以外の言語表現を試みておりました。
それほど、シンプルだけれど美しい布の数々です。

約100点の布。
一枚の布にどれだけの時間がひそんでいるのか、
そう思うと気が遠くなりそうですが、
静かに淡々と織り上げた作者に、心から感謝とねぎらいを伝えたい気持ちです。
(そして、そのお仕事からは、信じられないくらいな価格であることも、
驚きのひとつでした)

さて、こちらもウサ村さんとミッチーが嬉々としてモデルさんを。
さくさくさくっとご紹介します。

180610pp

綿のやさしい色調のシリーズ。
5色織られています。
少し短め。

180610oo

こちらは大判のストール。
冷房時に肌触りのよいコットン。
6色展開。


180610nn

ウサ村さん特にお気に入りのタテ縞。
オトメじゃなくっても、男性もすてきです、きっと。


180610mm


タテにツートーンの短めのネックウエア。
うっすらつるんと心地よい肌触り。
縦糸3分の1を絹、3分の2を綿糸で。


180610ll

こちらは細いリネン糸。
ありそうでなかった気がします。
手織りのこういう布。
素朴さと上品さが重なり合った布。
(フリンジにちょこっとビーズの遊び心)


180610kk

アイロン仕上げをしないで、しぼしぼっさせたストール。
夏は羽織って、それ以外はマキマキ。


180610jj

夏の旅。
に、行きたくなるような心弾むストライプとカラー。
みどりバージョンもあります。


180610ii


ちょっと画像の色が飛んでしまいましたが、爽やかなツートーンの中判のストール。

180610hh

端っこの色の見せ方など、一見無地ライクで実は細やかな遊び心がひそんでいます。

巻き物をそれなりにたくさん持っている私たちですが(ヒナタスタッフ)、
大谷房子さんの布には、意外な新鮮さを感じます。
夏。
Tシャツをさっぱり着て、ざぶっと洗って、パンと干す。
乾いたら、またさっぱりと袖を通す。
そんな感じの巻き物、と言ったらいいでしょうか。

丈夫な糸と織りの布。
ぜひお手にとってご覧ください。
作者、大谷房子さんも初日、土曜日に在廊します。

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