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ヒナタノオト工芸帖

日本橋小舟町の工芸ギャラリー・ショップ「ヒナタノオト」の作品ノオト

お櫃の会

今度の土曜日。
イベントをします。
「お櫃(ひつ)の会」

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窓辺カフェの日ですが、この日は新米でつくった塩結びをぜひ!
添えるのは、手前味噌汁とヒナタノオト茶菓部謹製今夏の梅干。
(味噌も梅干も、実にうまくできました!まさに手前○○!)
あったか加賀棒茶も食後にどうぞ。
でも、なんといってもメインはお結び。
ご縁があってわけていただくことがかなった
徳島は佐々木さんのお米を炊いて、
同じく徳島の岡田製樽所のお櫃に入れた
お結びをお出しします。


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そもそも、このイベントをすることになったのは、
ゆかい社中そらぐみ」を主宰されている
池上芽衣さんという方との出会いから。


徳島の無人駅舎で、ご夫婦でカフェとギャラリーショップを営む若い方です。
作り手と使い手を結ぶ仕事を続けたいと、
徳島に一軒だけ残った岡田製樽さんと一緒に、
オリジナルのお櫃を作られました。

造りや素材がかなり異なる安価な中国製に市場を奪われる中、
池上さんたちが毎日使いたいお櫃を、地元の人たちの手で作り続けようと、
活動されています。
素材の良さと技術を踏まえた上で、銅の箍(たが)の太さや、
木口の見え方をスマートにしたりと、
デザイン的にもすっきりとしたお櫃を誕生させました。

「そらぐみ」では、イベントとして、お櫃に入れた
おむすびを味わっていただくカフェも行ったのですって。
さわらの木の香りがほのかに移っておいしいと。

それを聞いてヒナタノオト、
ぜひぜひやってみたくなったのでした。


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(画像、ゆかい社中そらぐみ さんより頂戴しています)


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やりますよーヒナタノオト。
と池上さんにお伝えしましたら、それではぜひこのお米で!
とつないでくださったのが、佐々木さんのお米。

「『イセヒカリ』という、一寸珍しい品種です。
コシヒカリの突然変異と言われているお米で、
伊勢神宮の水田で発見された事から、その名前が付けられました。

先日の台風が直撃したにも関わらず、稲は一つも倒れず、
また、収穫時に発生するウンカという虫が寄りにくい品種で、
災害や病害虫に強い物です」

とお伝えくださいました。
収穫量は決まっていますのに、貴重な恵みを分けていただき、
ほんとうにありがとうございます。
このお米、お結びで召し上がっていただくほかに、
数量限定ですが、2kg袋で販売もいたします。
ぜひぜひ、いらしてくださいね!


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でも、ほんとうのメインはお結びではありません!
「お櫃」。

皆さん、お櫃って使っていらっしゃいますか?
私は実家の母が使っていますが、自分は未だ。
今回是非にと思っています。

スタッフでは、かねやすサンが毎日愛用中と。
お二人暮らしのかねやすサンの活用法をお伝えしようと、
土曜日はヒナタノオト出勤日となりました!

そして、先日メルマガでこのことをお伝えしましたら、
早速数人の方からお問い合わせをいただきました。
また、素敵な使い方をご披露くださった方も!
(N様ありがとうございます)
お子様のお結びつくりには、いつも活用されていると。
お結びを握って、しばらくお櫃の中に置くのですって。
香りのほかに、水分が適度に飛んで、
お結び、いっそうおいしく仕上がりますよ、と。
(なんて素敵なお母様でしょう!)


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そんなことで土曜日のヒナタノオト。
展覧会は、初雪ポッケ展開催中。(日曜日まで)

特別コーナーでは、お櫃の展示販売を。
(お櫃は3合と5合用があります。
現品は限りがありますので、場合によってはご注文で承ります。)

窓辺カフェは、お結びセット!
で、ご来店をお待ちしています。

(日曜日は、スウィーツ&ドリンクの窓辺カフェになります)

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祝・留守番終了

夫N氏から携帯メール。
今、名古屋。
アカスケによろしく!

ようやく戻ってきます。
20日間。
マンショントラック(以前ブログでちらりと触れましたが、
手作りトレーラー?居住型トラック?)で、山口県周防大島へ。
その後、別府、鹿児島を経由して、トカラ列島へ。
トカラでは、台風の影響で、中の島に缶詰だったもよう。


私もデンマークばかりに通うしつこさ!ですが、
N氏にはかないません。
40年以上、小さな島に心がつかまったまま人生を送っています。
(というと恋しているみたいですが、というより、
目と心を離せなくなって、気づいたら40年経っていたと言う感じでしょうか?)

つれあいの私にも、よくわからないことは多いのですが、
(わかった気になるのはつまらないので)
それでも最近、少しずつN氏が何を見ようとしているのか、
何をしようとしているのか、おぼろげながら感じられるようになってきました。


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灘渡る古層の響き―平島放送速記録を読む

1974年、トカラ列島平島の島内放送。
それから37年経って、その放送から見えてきたもの。

これを書くのに、これだけ時間の経過が必要だったのですね。
身内ながら、読んでいてとても面白かったのです。
いつもの平易な文章ですが、一点を長く照らし続けたものだけが書けるものだなぁと。

こんなふうに読んでくださった方のコメントもありました。



「現在をそのまま記録しておけば、それが歴史になったときに自然に輝き、響く」

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あちらこちらで、よくしていただき、囲む会のような感じで、
舌好調?だった様子。
南日本新聞にもニタッとポートレイトが出ていました。

中国新聞では、書評も掲載くださったようです。



調子に乗って?神保町にある東京堂さんでは、トーク&サイン会!
(サ、サインって!)
平島の映写会もあるようなので、ご興味のある方はどうぞ。
10月8日(土)15:00~17:00(開場14:30)

と、アカスケと共に留守番疲れ気味ではありますが、
対象へのしつこさと、洞察のねちっこさと、破顔の能天気さは、
見習うべきこと多しのN氏。

まずはその前に留守番から解放されて、
工房からの風に向かってお仕事にまい進させていただきます!

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本日の窓辺カフェ

今週末の窓辺カフェのメニューは、
「スクナカボチャのプリン」 再登場!

スクナカボチャを蒸して裏ごししてから、
卵、きび糖、牛乳、生クリームと合わせた「焼きプリン」です。

ハンドドリップコーヒー、水出しTE HANDEL紅茶と一緒にご用意しています。

(ホンマより)

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初雪ポッケ展

はじまりました。

106種の初雪ポッケワールド



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今回のテーマ、おめかしをすこし、のおめかし天使。


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天使はいろいろな姿で登場しています。
お二人のもとに、天使がやってきた記念の年!ならではの作品ですね。


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ライオンのパワーを胸元に。
ライオンもいろいろ・・


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三角定規、コンパス、ペン先。
文房具シリーズも人気の作品。


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クマさんもたくさんやってきました。
クマさん専用デスク!になりました。
(あ、うさぎさんもいます・・)


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モモンガ・コウモリ・ハリネズミ


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楽器シリーズは、ホルン・マリンバ・ラッパ


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小粒でピリリと。
金の熊さん。


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巨大?ブロッコリーも。
なぜに、ブロッコリー?
されど、ブロッコリーな存在感。

おふたりがどんなに楽しく!真剣に!制作されているか、
ひしひしと伝わってきます。

悩ましくも!楽しい時間、お過ごしいただけましたら!

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そして、悩むのはこちらでも。。。

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嵐の日の訪問者

台風、すごいですね。
皆様、大丈夫でしょうか。。。

ワタクシ、ただいまヒナタに缶詰め。
浅草線、新宿線と乗っては降りて、2時間経過したところで、
再開の見込みがたたずにあきらめて、
動き出した半蔵門線で三越前に戻りました。

ホテルはどこも満室。
このまま電車が動かなかったら、ど、どうする??
キャンプ。
本はいっぱいあるし、秋の夜長の読書タイムにしましょうか。
などと悠長なことを思ってみたり。。。

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午前中はコルトン。
空色の長靴を急きょ購入して、ヒナタへ。
カネヤスさんが開けてくれていて、お客様がおひとりすでに。

小部屋でpc仕事をしていましたら、そのお客様が私を呼んでくださいました。
Yさん。
九州からのお客様でした。(入ってすぐに気づかなくてすみません)

浜町にも2.3度いらしてくださったことがある方。
3年ほど前、たしか須賀敦子さんつながりでブログで出会った方でした。

カリグラフィーを続けていらして。
素敵なブログをつづっていらっしゃいます。
コトバ綴ジ ☆

今回は、六本木で行われている
Zapf展  
ヘルマン・ツァップ&グドルン・ツァップ カリグラフィーの世界
のために上京されたとのこと。
詳しい内容も、Yさんのブログで書かれています。 → 

これ、ぜひ行ってみたいなぁ。
25日まで。うん、なんとか。


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思いがけず、Yさんがくださった贈り物。
手漉き和紙の文庫本カバー。

「つまりはこの重さなんだな。」

これ、檸檬だけではなくって、檸檬が象徴しているすべてのことなんですね。
和紙の重さ、手触り、なんだな、つまり、惹かれるのは。。。
とか、とか。。。

そして、ああ、ウンベルト・サバ

星の
かわりに
夜ごと、ことばに灯がともる
(ウンベルト・サバ 須賀敦子訳)

なんて素敵な言葉なんだろう。

穏やかに愛らしい表情のYさん。
心に大切にしているステキなことごと。
お手製のカリグラフィーの包装紙に包んで携えてきてくださったのでした。
(その包装紙も、ほどいて製本しましたよ。リルケ!)

突然の出来事に、ハトが豆鉄砲くらったようなままお見送りしてしまいましたが、
じわじわ心がほわほわになったことでした。


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六本木に向かったYさんと入れ替わってやってこられたのは、
加護園さん。六本木から!

来年の6月にお願いしている展覧会の打ち合わせ。
加護さんと交わしたコトバから、いろいろ響くこと多し。

小さな小さな美しきもの。

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蓋を開ければ、ほら

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(イヤリングは大きさの比較に)


金箔のこのシリーズ。
ホリホリのシリーズ。
透明のシリーズ。

来年は全方位に加護さんの世界をご紹介できることを。。。


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加護さん、面白いこと言っていました。
いろんなギャラリーを訪ねて扉を開くと、
そのギャラリーが求めているものがピンとくるって。

ヒナタノオトから感じるのは、穏やかなもの。
だから出会うお客様も穏やかな方が多いのだと。
(店主がそうだというわけではないとも!まあ!)

加護さん自身のお客様は、かなり個性的で激しい方が多いのですって。
でも例えば、10年前の作品と比べると、うんと穏やかになっているのを感じて、
それをいいなぁと思う自分がいると。
尖ったところが尖ったままであるのではなくて、
尖ったものが、穏やかにさえ感じられるような領域に入ってきた、
ということなのでしょうか、加護さん。

ガラス作家はたくさんいらっしゃるけれど、唯一無二な世界を拓いているひと。
会うたびいつも深く考えさせてくれる何かを与えてくれる人。
先に、先に、ほんとうに豊かな作家になっていかれるんだなぁと、
またあらためて感じたのでした。

嵐の日の訪問者はこの素敵なおふたり。

そして、嵐はますます激しさを増していったのでした。

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23日(金・祝)。
始まります。

初雪ポッケ展

木工を学んだ英雄さんと、
金工を学んだ眞左子さん。
ふたりが出会って、
それぞれの手を生かしたアクセサリーが生まれました。

愛らしいモチーフですけれど、ちょっと、あれ?とか、
くすっというスパイスが効いているのがふたりの世界。
工芸の楽しさが小さな世界に、ぎゅっと詰まっています。

今年5月5日に、玉のような男の子が誕生したおふたりの、
お父さん、お母さんになって初めての作品展。
いったい、どんな新しく深い世界が繰り広げられるでしょうか。

NEWS & MEMOに、新作情報アップされています。)

おふたり共に、初日に在廊予定。
皆様のご来廊をお待ちしています。

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