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ヒナタノオト工芸帖

日本橋小舟町の工芸ギャラリー・ショップ「ヒナタノオト」の作品ノオト

最終日

加護園さんのガラスと
舞良雅子さんの染織。

輝きの奥行き。
今日が最終日です。

舞良さん、岩手に戻られてから、「貝」を一点織りあげて送ってくださいました。
最初の土日にお出かけくださったお客様の感想や反応が
きっとこの布にひそんでいるような気がします。
今回、初めてのお目見えの「貝」のシリーズの新鮮さ。
そして、これからの一層の成熟が楽しみです。

今日は、東京マラソン。
去年もよいお天気ではなかったですね。
参加者、関係者の方々、順天時よりも大変なことが多くて、
お気の毒です。。
でも、精一杯やり尽くすことは、何物にも代えられない充実感を与えてくれるもの。
私もヒナタノオトに向かいがてら、沿道から応援したいと思います。

そう、新宿線の浜町駅からは、だいぶ迂回になってしまうので、
人形町駅、水天宮前駅をお薦めします。
車でのお越しは、今日は無理かと思います。

では、最終日、輝きの奥行きで!お待ちしています。

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トドイテイマス

n*cafeさんのクッキーが届きました。
自家製小松菜クッキー
   ・自家製レモンのクッキー 
   ・自家製イチゴのクッキー
   ・ゆずのさくほろ
   ・イチゴのさくほろ
   ・花梨と蜂蜜クッキー
   ・豆乳ビスケット   
小松菜は、エグミの出ない今がクッキーにはよいとのこと。
研究熱心なナオさんです。
健やか味のクッキーをどうぞ。

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土岐の田中大喜さんから陶器が到着しました。
鳥の子釉が少し白味を増したものと、
飴釉に近い鉄釉の器。
使いやすく、素朴だけれど端正な田中さんの器が、
久しぶりに充実してご案内できます。

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maricoさんのアクセサリーも届いております。
キュンとオトメ心に響くデザインのペンダントですが、
鋳金でのつくりはオトナの装身具としてもふさわしく。

アクセサリーは、mitome tsukasaさん、長南芳子さんからも届いています。

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藤原みどりさんの椅子敷きは、日曜日に到着予定。
三分割の40cmが3枚と
35cmのクロス2色、茶系とグレー系を各2枚の
計7枚。
今期はこれで最後でしょうか。
ウールと言っても、夏以外は重宝する椅子敷き。
来年の秋まで待てない、という方はぜひこの機会にご覧ください。

画像、撮れずに、まずはテキストのみのご案内で失礼いたします。

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黒田維理新刊

samething cool

入っても気づけば完売となっている詩集。
クールな詩の世界は、洗練されたジャスのよう。

故人ですが、ご遺族が新刊をまとめられました。

ナポリフラッグ

something cool以外の詩、短編、紀行文、論説などがまとめられたもの。
章の間には、絵や版画もおさめられてあって、
ほんとうになんというセンス、多才な方だったのだろうと思う。

北園克衛氏のお弟子さんでもあった、この本の著者、
黒田維理さんについては、原田治さんのブログに触れられています。
原田治ノート → 

本を選んでくださる方は、男性が多いです。
本と同じで、クールな印象の方。
そう、クール、というか、スマート、といった方がいいのかな。

詩を読むと、淡々と、ものの本質を日常から読み取ろうとしているのを感じます。
それが、なんともセンスがよくって、昭和一ケタ生まれの人だということが信じられません。
すごいなぁ。

:::

さて、ワタクシがこの著者を知ったのは、
著者のお嬢さんと知己だからであります。
広沢葉子さん。
私とは同年代のガラス作家です。

葉子さんのガラスも詩的です。
ゆっくりお仕事ご一緒していきたい作家さんなのです。
いずれ、こちらでもご紹介させてくださいね。

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訪問

今日は、4月からの新たな試みに向けての取材。
初めての路線に乗車する。
未知の街は思ったよりも近くにあって、小一時間ほどで到着した。
文庫本に織りのカバーをつけて持参。
車中での読書もひときわ新鮮に。

工房で3時間ほどをご一緒させていただき、
撮影をし、取材、というより打ち合わせ、というより、
たくさんの言葉を交わす。
その後ランチをご一緒して、駅で別れる。

親しみをもっていた人だけれど、
親しみの上にいっそうのリスペクトが積み重なった時間。
やっぱり訪ねてよかった。

その街からやはり小一時間でヒナタノオトへ。
半円を描くような移動。

こうして、しばらく訪ねることをまた再開していこうと思う。
ここ数年は、訪ねてもらうことが多かったけれど。
訪ねた先でいただいた想い。
伝えることができるように。

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舞良さんの布

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貝のシリーズ。
少し数が減りましたけれど、まだ素敵な作品がいくつも。
ジレ(ベスト)のようにまとった画像を撮りたいです。

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うんと撚りがかかった絹糸のタピストリー。
舞良さんも特にお気に入りのものと。
吹く抜けにもすてきなファイバーアートになりますし、
透けてよい場所のスクリーンにも。

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ちょっと小ぶりのシルク×コットンのこのタイプも人気があります。
濃いブルー系はsold out。
淡い色の輝きでお顔映りが明るくなりますよ。

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こちらは、撚りがまったくかかっていない糸を部分的に使ったもの。
ピンと張った絹糸の光沢がハレの場でもオーラを感じさせてくれます。
そして、意外なことに、大胆なまでにくしゅくしゅに使ってもいいんです。
撚りのない糸のせいもあって、形状記憶のように、すぐに皺が戻ります。
(ワタクシ、夏のデンマークでレストランでのディナーにも、
リュックでヒッチ(は、しないけれど)気分の移動でも愛用しました)

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姿も頭脳もスマートな舞良さん。
二日間の在廊では、愛用くださる方々との出会いや、
会場で皆さんがすてきにまとってくださる様子に
立ち会えて、とってもうれしい刺激を得られたようです。
笑顔で岩手に戻られましたけれど、また、上京の折には
ヒナタノオトに寄ってくださいますので、
きっと皆様にもお会いいただけることでしょう。

そうそう、
Ayaさん huiziさん が、
すてきなレポートをしてくださったので、リンクさせていただきます。

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いずこの世に

加護園さんの今回の力作のひとつ
大ぶりの香合。

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写り込みがあって、申し訳ないですが。。。
画像をクリックいただくと、少し大きく見ていただけるかもしれません。

初め、梨地(なしぢ)かと思いました。
梨の皮のようなつぶつぶなテクスチャーを模した表情。
金属や漆器の沈金にあります。

どうやってこの細やかな美しさを出されたのかと思ったら。。。

ベースのガラスに金箔を貼って、そこから金箔を掻き落として、
この細かなドットを描き出すのだと。。
細やかな吹き墨のようですが、
「吹きつける」方法では、このようには成し得ず、
掻き落とすことで塵のような点を描いていくそうです。

アンビリーバボー。
人間技とは思えませんが、
人間技でなければ、できないのですね。

実物を見ていただけると、その技術にも驚きますが、
それ以前に、その美しさに鳥肌が立つことでしょう。

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これらの作品も、基本的には同じ技法の掻き落とし。
その制作時の集中力を思うと、眩暈がします。。
この世なのか、かの世なのか。
迷い込まなければ、辿り着けない、
はるかかなただけれど、いずこかに確かにある世。

加護さんの世界観を現せるには、
加護さんの手をもってしなければならないのですね。
作り手として、なんと王道を歩むことか。

12年にわたって作品づくりを見せていただいてきた作家の
このような成熟したお仕事をご紹介できることは、
ギャラリーとしての喜びでもあります。

輝きの奥行き、
心泳がせにいらっしゃいませんか。

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