ヒナタノオト工芸帖

日本橋小舟町の工芸ギャラリー・ショップ「ヒナタノオト」の作品ノオト

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布から

作品のご紹介、ディープにしたいところですが、まずはさくさくっと、、、。

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モデルさんがやって来ましたので、まずマフラーをいくつかご紹介します。

↑は舞良雅子さんのウール。
これはブラウン系ですけれど、オレンジ、グリーン、グレイなども。
画像ではわかりにくいですけれど、穴がボコボコ開いていて面白い表情。

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atatさんのフェルトと革のルームシューズと。

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こちらのウールも縮じゅう(フェルト化)させて風合いに奥行を出しています。
端正な織りをする舞良(もうりょう)さんですが、今回はチクチク手縫いも加えて
なんとも和やかな表情のマフラーに仕上がっています。
羊毛、ラムウール、シルクを縦横に織り上げたマフラー、色もとりどりに揃っています。

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こちらは佐藤千賀子さんのシルクの染めた布を筒状にして接(は)いだもの。
オブジェのようですけれど、印象的なネックウエアに。
こちらもサイズ、カラーいろいろ作ってくださっています。

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こちらはブルガリアン組紐を使ってチクチク縫うことでかたちをつくったラリエット。
こうして下げても、あるいは首にぐるぐる巻いても(タートルにも合いますね)、
ホンマユミコはブレスレットにもいいわ、などと申してオリマス。

ブルガリアン組紐については、あらためて丁寧に。。。
(ブルガリア便りもご覧くださいね)

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この画像ではわかりにくくてごめんなさい。
これってチャアーマット。
上質なソファにポンポンポンっと置きたいあなぁ。
これも、なんとぜーーーーんぶ千香子さんがチクチクしたのだと。。
もう追加はきっとないかと。。。
ご来店の折には、ぜひご覧くださいね。

ちなみに、チャアーマットの上にサイズ比較のためにいくつか。。
テーブルマット、ストラップ、ブローチ。。。
いずれもなんだろう、懐かしいようで、新鮮で、、触れているだけで気持ちがほっこりしてきますね。。

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薄井ゆかりさんの珍しい?マチ有大ぶりのトートバッグ。
濃紺+黒、赤×赤。
2点のみです。

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そして、モデルをしてくれたマイちゃん。
新作も持参して。
ちょっと緊張していますね。。

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(ちょっと脱力・・)

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ディーテイル。

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くるみボタンも、ちゃんとクロスになっているのです。。。
楽しんで作っていますね、マイちゃん。

(マイちゃん作イナガキdirectionの服hyggelige。
おかげさまで現在このワンピースと、ジャンパースカート2点と、
5枚剥ぎのスカート1点とランパ2点のみです。
今度の土曜日に数点追加予定。。です。)

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灯る

本日より「クリスマスに工芸を灯して」始まりました。。

出展作家の方々、、、まるで個展かのように、渾身!の作品を、
しかも、た、たっくさん、、、お届けくださいました。。

私もホンマもウサ村さんもそして、カノウさんも加わって、
フル回転で展示をいたしました。
ので、、写真が間に合わず。。。
明日、あさって、でアップしたいと思います。

決して大きくはないヒナタノオトですが、
ぎゅううっと、作り手からの心のこもった仕事がみっちりと。。
私たちはそれを、より居心地よくご覧いただけるように。。
心をこめて、展示いたしました!

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クリスマスに工芸を灯して

灯す
って、とても好きな言葉です。

デンマーク通い以来、キャンドルを灯す暮らしが身近になって、
「灯す」は私にとって、日々の言葉になりました。

そして、それは具体的な動詞としてだけではなくて、
もっと心象を表す言葉としても、心にすとんとなじんだのです。

灯す、ことで光が生まれる。
でも、灯すには、灯すものが必要なのですね。
何もないところには、何も灯らない。
火種を心に育てながら、灯すよろこびを味わって。。

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今回、冬の縮こまりがちな心に、
ポッと明かりを灯してくれるような作品がたくさんやってきてくれました。
アクセサリー、装身具にしても、飾るというより、灯す、という感じの作品たち。

ガラスの井上枝利奈さん、竹本亜紀さん、
ブルガリアン組紐の佐藤千香子さんのちいさなたからもの。

彫金、鋳金の桑原真理子さん、長南芳子さんの作ったちいさな世界も、
時を忘れてしまうほど、見入ってしまいます。

そして相原清子さんのたたき出しの銅の鍋など、
暮らしの道具も、そう、灯るもの、ですね。
n*café;さんのクッキーも、ひとつひとつご紹介したら、
どーーんと長くなってしまうほど、この企画に響いてくださって、
手と知恵と心をこめて焼いたものでした。。
(おなかに灯ります!)

そんな、こんな、、をこちらでも折々ご紹介していきます!

あ、
Rin*tsubakiさんの手作りキャンドルと、宮崎桃子さんのフェルトは、
只今製作中。。
届き次第こちらでご案内させていただきます。。

心に灯るものとの出逢いへどうぞ!
ヒナタノオトでお待ちしています。

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クリスマスに工芸を灯して

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27日木曜日から、新しい企画展が始まります。

クリスマスに工芸を灯して

ガラスは、井上枝利奈さん、竹本亜紀さん、JUNIOのおふたり。
冬のガラスってなんだかしん、と心に響いて好きなのです。

木は高橋朝子さんからサンタクロースなど聖夜のもの、そして干支のうしさんも。
窪田直弘さんからは、お正月にも向けて、漆のお盆とお椀などなど。。。

いつも楽しい発想のatatさんからは、革とフェルトのもの。
FIKAにも掲載いただいたルームシューズも届く予定。。
そうそう、フェルトは、ナチュラルカラーの宮崎桃子さんからも届きます。
初秋に届いた作品たち、、とっても好評でしたね。

佐藤千香子さんはブルガリアン組紐を中心に。
舞良雅子さんからも新作のマフラーなどなど。

萩原朋子さんにも、干支、お願いしてみました。
なんでも、白い素敵なうしさんが出来たとか。。。

金属からは、相原清子さんが鍛金で銅のお鍋をはじめ、冬のキッチンや食卓で活躍するものを。
桑原真理子さんと長南芳子さんから届くアクセサリー。
なんだかわくわくしてきます。

Rin*tsubakiさんの手作りキャンドル。
n*caféさんのクリスマスにちなんだクッキーは、毎週届く予定です。

ご案内状でお名前をご紹介させていただいた作家のほかにも、
たくさんの作家の方からもやってきます、クリスマスに心に灯す工芸のもの。

ご来店をお待ちしています!
皆様、どうぞお楽しみに~。。。

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やますむともへ

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あのお菓子は、この風景を見ながら焼かれていたのですね。

A-miuさんは、
いろいろいろ。。。とご縁が重なったゆくりなくもお会いできた方。
工房からの風には昨年、もりのにわさんのお手伝いも兼ねて来てくださいましたが、
今回、お尋ねすることができました。

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建築中のお住まいに建て増しされたお菓子工房。

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つい、こんなシーンがあると撮ってしまいます。。。

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りんごと洋ナシのジャムも入手!しました。。

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この木箱、すてきでしょ。。だんなさま作とのことです。。

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A-miuさんの先導で山道を登ってランチへ。。
向かう先は、もりのにわさん。
いつも、らふとで、パンをご紹介させていただいています。

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お山だけれど、どこか「気」が開かれた感じの土地に、すてきなお家が。

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玄関、なんとも男前ですねぇ。
薪がたっぷり。。
雪がこれからしんしんと降り積もるのでしょうか。。

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もりのにわさんのパンをたらふく!いただき、
A-miuさんのオーブン料理とチョコレートケーキを囲んで。。
清涼な空気の中、ひだまりに体も心もほかほかになって、
たのしいひとときを過ごさせていただいて。。

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もりのにわさんには、一月のアノニマスタジオさんでのイベントでお手伝いをいただくことに。。

デンマーク、ボンホルム島のライ麦を使って、もりのにわさんに焼いてもらったパンを、
イベントで召し上がっていただこうと。。

さっそくボンホルム島在住の友人からライ麦が届きましたので、もりのにわさんへ。。。

さて、このイベント、1月24日(土)4時からの予定です。
まだ募集が始まっていませんので、始まり次第こちらでもご案内させていただきますね。
北欧の和み」にちなんだ、ヒュッゲな夕べ。
素敵な夕べにしたいなぁと思っていますので、
ぜひ、今からカレンダーにチェック入れてくださいませ。。

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いつもお会いすることは叶わないけれど。
ああ、あそこにすがすがしい心栄えで暮らしている友がいる。
そんな風に思えるひとたち。

めぐり合いに感謝しながら、名残惜しく、でも、なんだかじんわり勇気をもらい、
お山を降りたのでした。

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お日さまの下で@加藤仁志さんの工房

「お天気で、ほんとうによかったです!!」

満面の笑みで、その陶芸家は言いました。

「太陽の下で、これをお見せしたくって・・・」

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加藤仁志さん。
土岐市で焼き物をするひと。
ホンマユミコとウサ村さんと私が工房に到着すると、
さっそくお外に素焼きをした焼き物を持ってきてくれました。

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加藤さんが見せてくださったのは、化粧がけ。
白い粉引きになるための化粧土を器に。

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半分入りました。
慎重に、シンチョウに。。

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全部入れたところで、そっとそれを出して。。

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今度は外側に掛けるために指ごと器を化粧土の中に入れました。

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じゃぁ~ん。
化粧がけを終えると、

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太陽の下で乾かします。

加藤さんが一番見せたいって思ってくれたのは、この掛けたての美しさ。

「陽に輝いて、ほんとうーにきれいだなぁって思うんです。。
この美しさが、焼いた後にも映るように作りたくて。。。」

加藤さんの表情もとっても美しかったです。

太陽のもとで一時間ほど乾かして、工房に戻して。

再び焼いて、私たちの手元に届きます。

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加藤さん、しのぎも見せてくださいました。

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完成です。

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土岐のように産地での制作は、周りにたくさんの作り手がいる分、
自分を出していくのが難しいだろうなぁと思います。
けれども、加藤さん、そんな他者との比較などということよりも、
自分の仕事そのものに関心があるのですね。
粉引きの表情、しのぎの塩梅、掌に包んだ時の心地よさ。。。
とても清清しい工房での時間をいただきました。
(新作のお皿、カップ、一輪挿し、、ヒナタノオトにやってきましたよ!)

白い器を作ってきた加藤さん。
現在、瑠璃釉にも挑戦中。
しばらくすると、食卓に凛と輝く瑠璃色の器、ご紹介させていただけると思います。

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私的ハンマースホイ鑑賞記

なんだかいい映画をひとりで堪能して電車に乗って帰ってきました、
という感じです。いま。

3回目のハンマースホイ展へ

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新日曜美術館での放映も終わったからでしょうか。
とても賑わった会場で、どこかよそよそしくなったような不思議な感覚で絵と再会してきました。

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二か所の美術館でハマスホイの絵の前に立つ。
およそ百年前を生きた人の絵だというのに、時代の垣根を感じない。
耳を澄ませばどこか遠くの方で奏でられている旋律を、
拾えるようで引き寄せられないその距離感が、一層絵の前を立ち去りがたくする。
夏と冬の異なる日差し。そのどちらをもはらんだ、穏やかだけれど一徹な光。
静かな奥行きのある絵を前にして、ふたりも黙って絵を味わった。


北欧の和み 「ハマスホイの部屋」より)

今日は、文中「ふたり」の相方?健司さんのスライドレクチャーでしたから、
楽しみに出かけていきました。
ほぼ満席の聴講者を前に話す健司さんの声を聞きながら、
初めて会った日、コペンで過ごした時間が蘇ってきました。

美術館を出て薄闇の中を歩き、こぢんまりとしたカフェに入った。
あたたかみのある灯りのもと、デンマークビールを片手にひとりの画家の絵について語り出す。
そしていつしか絵を超えて、その画家の人生についてまで思いを巡らしていった。
あの室内で綴られた彼と妻イーダの時間。
日々そこに流れ、沈んでいった光。その光を追って、
今デンマークに暮らす目の前の人の言葉が、キャンドルの灯りのもとに積まれていく。
日本語の文献もなく、研究者も少ないハマスホイを追う異国での学問。
「光が見えない迷路をさまよってしまわないの? 」
酔いにまかせたそんな問いに、 「そういう時は、絵に会いにいくから」
少し俯いて答えが返った。


(同上)

ハマスホイがハンマースホイと呼ばれるようになって、私でさえ
この絵がこんなにたくさんの人に何かを感じさせていることに驚いているのだから、
異国で黙々と、日本ではまったく無名であった画家の研究を深めていた健司さんは
どれほど不思議な気持ちなことでしょう。

でも、だからこそ、その研究の時間はかけがえのない尊いものなのでしょうね。
誰に言われたのでもない、自らの磁石で寄っていった対象に、
なんのあてもなく没頭することができた時間。

ハマスホイ、そして健司さんを通して、私もたくさんのえがたい思いを与えられた気がします。

:::

あらためて思ったこと。

ハマスホイの絵に描かれた闇色と余白。

デンマークの、それも冬の闇色。
小さな町の小さな宿を、闇に紛れて捜し歩いた夕べ。
心もとなさと共に、なんだろう、なんの怖さも感じない、
どこか不思議な安らぎさえ覚えた闇。
屋外でも感じたある種「ここちよい」闇が、
室内ではいっそう心静まる空間だったこと。
風を渡らせるように作られた日本の家屋と違って、
壁が多く、小さな二重窓で構成された機密性の高いデンマークの室内の、
こっくりと留まった空気感。

そんな闇に対して、白い壁に白い天井、そして扉。
窓から注ぐ光の束。
それらが与えてくれる室内の余白。

ハマスホイの絵とデンマークで過ごした時間が重なりあって、
これが日本でのことなのだろうかと、どこか異次元に迷い込んだような気持ちのままに、
上野を後にして電車の乗り込みました。

:::

冒頭に書いたように、よかった映画を見たあとの幸福感に包まれながら、
実はひとつ物足りない感じが残ってもいました。。
それは、ほのぐらい空間で、蝋燭を囲んで静かにハマスホイの絵について
言葉を交わしたかったこと。グラスを傾けながら。。。
今日は健司さんは忙しそうだったけれど、そうだ、今度はそんな時間をヒナタノオトで作りたい、
そんな風に思いました。健司さんを囲んで。
ただ、画家やその絵について言葉を交わす時間。
それもひとつのヒュッゲな時間でしょう。

ハマスホイを巡るヒュッゲな夕べ。
いつかきっといたしましょう。
・・・後日行いましたよ!→ 

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