稲垣尚友新作
真竹を六角目で編んだものに、底と足に煤竹を配しました。
茶碗めご(洗った器を伏せておく水切り)をご覧になる方で、
もっと小さいものを、というリクエストが多かったのです。
伺ってみると、器を伏せるのではなく、布ものを入れたり、
ちょっとした湿ったものを入れて乾かしたいと。。。
そこで、丈夫さよりも通風性を考えて六角目に。
煤竹は十分にスモークされたものなので、
湿気も切り立ての竹のようには吸わないということで。
元気な造形は隠しても作者の個性のようですが、
美しいものにあがっていると思います。
ほか、現在、ツヅラフジのたっぷり籠など制作中です。
(煤竹のお箸も久しぶりに入りました。)
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