

爽やかな空色のもと、出航の日を迎えました。
お世話になりました方々、応援してくださった方々、
お心にかけてくださった方々、
ほんとうにありがとうございました。
整え終わって新しい空間をしみじみ味わってみれば、
不思議な気持ちが芽生えていました。
怒涛の?準備という波が去ってしまえば、
浜辺には小さな貝がまるでずっとそこにあったかのように、
輝いていて。
作品が、気持ちよさそうにしている。
そう感じるのは、私のひいきめでしょうか。
たくさん届けられた作家たちの作品には、
新しい場で、新しい出会いを期待する想いがたくさん詰まっていたのです。
私の想像以上に。
小舟には、そんな作り手たちの期待が
きらきらと積み込まれていったのですね。
私というひとりの想いなんかすっかり超えてしまって、
この場はさまざまな人たちの想いの集積。
それがこの日の実感です。
開く、というのは、晴れがましいことだから、
それは素直に喜び、楽しみたいと思います。
と、同時に小舟の出航はイベントではないものだから、
静かに、小さな喜びを見逃さず、長く漕ぎつづけてゆけるように。
そう、あらためて思うのです。
爽やかな空色を仰ぐたび、
この気持ちを思い出して、重ねてゆきたいと思います。
今日の日を。
ありがとうございます。

この日、舞良雅子さんのストール、「貝」を羽織りました。
それにしても、空の色↑と一緒!
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