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ヒナタノオト工芸帖

日本橋小舟町の工芸ギャラリー・ショップ「ヒナタノオト」の作品ノオト

デンマークから連れて帰ってきたもの・2

古書との出会いも、アンティーク巡りの楽しみのひとつ。
読書は叶いませんが、装丁やイラストにぐっとくるものがあります。
何より戦前、戦後すぐくらいのものまで、きれいな状態で出会えることがあって。
私は飾り物(オブジェ)といっしょにコーナーを作って、
お部屋のインテリアにしています。
それから、ヒナタノオトでの撮影やディスプレイにも、うんと雰囲気を出してくれるのです。


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深緑の趣きのある表紙に金のエンゲル。
ブロムスタと書いてありますので、お花にまつわる本でしょうか。

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さまざまなお花の名前の綴られて、きっとそのショートストーリーが綴られているのでしょう。
このページは、ヒヤシンス。


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イランのバラ。

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イラストところを生かして、アクセサリーの撮影にもいいなぁ。


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キノコ!
好きな人には、きっとたまらなく、
そうでない人には、まったく興味ないものでしょうけれど。
キノコ好きな方って、意外と多いですよね。

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北欧の人たち。
森に入ってキノコをよく収穫しますもの。
素敵な絵と写真ですけれど、必携の本なのかも。。

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ブルーの表紙がきりっとスカンジナビアン。
この本、面白いです。
昔の職業の本。

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こちらは、靴職人!
靴のこと、sko(スコ)って言うのです。かわいいですよね、スコ。

染織やパン職人など、興味しんしんの職業の絵があります。

他にも、インテリアとしても生かしたくなる本を抱えて帰ってきました。
オトナのナツヤスミ期間限定で販売しますので、
お気に入りを見つけに、ぜひどうぞ!

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デンマークから連れて帰ってきたもの・1

どの街に行ってもANTIKという看板を見つけるとのぞいてみます。
そして、蚤の市も。

20回の渡デンで、ずいぶんたくさんのお店や蚤の市をまわってみて、
いつもまにか、必ず立ち寄りたいお店も見つかりました。

Hanna(ハナ)さんがやっているお店。
置いてあるものに、ハナさんの愛情が感じられます。
どんな小物やがらくたも、きちんと洗って整えられていて。
アンティークショップ独特の埃っぽさもないのです。


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これは1960年のクリスマス用に刺繍されたの布ですね。
赤い糸がデンマークのクリスマスらしさを放っています。
こういった布も丁寧に洗ってノリが付けられて。。
ハナさんのお仕事の丁寧さを感じます。


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こちらは1972年の母の日用のプレート。
デンマークに行き始めた頃は、1972年前後のものは
アンティークショップにたくさんありましたけれど、
さすがに少なくなってきましたね。
状態もとてもよいですので、1972年にゆかりのある方、
いかがでしょうか?

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エスカ。
こういった場所では、実物に初めて出会いました。

デンマークの刺繍を施した紙の箱。
日本でも紹介している方がいらっしゃいますね。









シックな色合いのエスカ。
紙の箱ですので、多少のゆがみはありますが、
こちらもハナさんが丁寧に整えてくれたのでしょうか、
とてもきれいです。

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潜ませた暗号?

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ホームページのトップ画像を変えました。

今回の旅で撮ったもの。
訪ねた友人宅の近所にあるホテル。
この明るさも、夜9時前くらいだったでしょうか。

隠し味?は、7。
7月ですものね。

先月は、6を潜ませていたのです、実は。
興味のある方、こちらでどうぞ。
→ 

次回の展覧会「オトナのナツヤスミ」のDMも刷り上がってきました。
こちらは絵のような?家の写真です。

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ただいま、

帰国しました!


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メルマガでお伝えしましたように、
「まさを」
の青空で始まった北欧の時間。

(実は、2日、コペンハーゲンはゲリラ豪雨で大洪水になったのです。
3日にコペンに入りましたが、ひどい被害もあったのでした。。。)


コペンハーゲン、マルメとまわって、ボンホルム島へ。


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海の隣のフェーバーの家庭菜園。


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お誕生会、その場に身を置くことができて、ほんとうに良かったです。
しみじみ・・・


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夜九時過ぎ。
フェーバーの家のまわり。

たくさんたくさん撮ってきた画像は、また今度。

かなり重度の時差ぼけ、調整して、明日から職場復帰いたします!

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行ってきまーす



初のウィーン経由で北欧へ。

週あけに戻ります。

その間、うさ村さん、ホンマユミコのブログ乗っ取り‼があるか?も?

ではでは、行ってきまーす!



オーストリア航空、すごくかわいい!
では、携帯しっかり切って、フライトします!

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デンマーク3日目午後

早、2か月も経ってしまったこの夏の北欧行。
ゆっくり思い返しながら、こちらにも残していきます。
(でも、まだ三日目午後だなんて!!)


ボンホルム島でも、とびきり好きな町、SVANEKE
島の東海岸部中央にある小さな町。

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デンマーク二回目、ひとり旅では初めて訪ねた1997年。
なりゆきではじめて民泊させてもらうことになったのが、
このスヴァネケでした。
ユースが満室で困っていたら、ベルリンから移住された初老のご夫妻が
ゲストルームに泊めてくださったのでした。
そのことを書きだすとまた、3日目から進みそうもないので(苦笑)
先に進みますが、海辺の観光客が多いところも楽しいですが、
ちょっと内陸に歩を進めると、ザ・デンマーク、
ザ・ボンホルム、といった家々が軒を連ねています。

この町が好きなのは、家の佇まいに加えて、お店も素敵なんです。



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Svaneke Købmandshandel

1836年から営業しているという食料品店。
アンデルセンが、人魚姫を発表した年ですって。
(日本では、坂本龍馬が生まれた翌年)


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夏の光を眩しく受ける店先。


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瓶詰め、紙袋詰めがほとんどの食料品。


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私はいつも、紅茶を量り売りでいただきます。
(ここのおいしいブレンドティーに出会ったあと、
TEHANDELさんの紅茶に日本で出会って、あ!SVANEKEの紅茶と同じ美味しさ!と感激したのでした)
できることなら、ボンホルム特産の菜種油やさまざまなクラッカー、調味料、ジャム、、
と、すべて買って帰りたいくらい!ですが、重いものばかりなので、涙をのんであきらめます。

それにして、店員さんがみんな素敵なおばあちゃまたちなのも、
ぐっときてしまうポイントです。
(旧式のレジでガシャン、ガシャン、と数字を打ち込んでくれるのもウレシイ。)


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後ろ髪をひかれながら外に出れば、いい味を出している荷車に店名が記されてありました。


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満開のエルダーフラワー(デンマークでは HVID BLOMSTER,白い花、といいます)
を抜けて、次に向かったのは、新しくできたアイスクリームショップ。

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SVANEKE IS
スヴァネケ イース。
「スヴァネケ アイス」という、まんまの名前のショップです。

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老若男女、ヴォリュームたっぷり体系の方々に混ざって並ぶこと約10分。
次は私の番です。
ちゃ、ちゃんと言えるかな~。
黒板に書いてあるのが、今日あるメニューだよね、きっと。
ああ、ルバーブとエルダーフラワーがあるなんて!
そして、ホイップクリームきっとものすごくおいしいはず。
トッピングしてもらおう・・・
と、ひとりぐるぐる期待に胸ふくらませ、デン語の発音を心の中で繰り返したのでした。

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結果、私が手にしたのは、こちら。

ルバーブは、「ほぉーばーば」みたいな発音。
頭のR音はカ行とハ行とラ行のミックスのような超難関。
何度か言ってみましたが、あえなく撃沈。
指で指しました。。。


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エルダーフラワーの「びる ぶろむすた」は、なんとか通じましたが、
トッピングはうまく伝わらなかったようで、希望と違ってヨーグルトソースでありました。
で、でも、おいしい・・。
おいしすぎる。
ひとり旅だと、この感動を誰かと分かち合えないのが、さびしいところであります。

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実は、こりずに翌日再び、わざわざSVANEKE AGAINしたのでした。


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今度はカップではなく、コーンで。
ラズベリーともう一度エルダーフラワー。
(日本では、エルダーフラワーのアイスなんてないですものね)
そして、トッピングのホイップクリーム。
期待以上の至福のお味でありました。

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売り場の隣にはキッチンがガラス張りで見えるようになっています。
作りたてのアイス。
原料も地元のミルクでおいしいのですね。
手前に飾ってある古い牛乳瓶。
私もアンティークショップで見つけると連れ帰ってきたりします。


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表に出ると、牛さんが「今日のアイス」として
「Stout Øl」
ええ!ビールー。

ああ、これを選ぶべきだったかも。。。

余程再び並ぼうかと思った私ですが、次回のお楽しみに、ぐっと我慢をしたのでした。

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ちょっとアイスで盛り上がりすぎました。(ハンセイ)
次に向かったのは、デンマークで一番相性の良いアンティークショップ。

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