ヒナタノオト工芸帖

日本橋浜町の工芸ギャラリー・ショップ「ヒナタノオト」の作品ノオト

宮本さん今日も

2008.09.06 [ Edit ]

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宮本さんのガマ口展。
初日からたくさんのご来店をありがとうございます。
布と布がつながるように、
なんでしょう、人と人もつながっていくようで、
宮本さんのお人柄のままに、明るくにぎやかで、
けれど、しっとりと深いところもあって、
豊かな時間がヒナタノオトの中に流れていくようです。

ちょうど初日から、店内がちょこっと広くなったので、
これもありがたいようなタイミングでした。
なんだか外光がたくさん入るようになったせいか、
思っていた以上に広やかな感じで、
ああ、やっぱり、余白って大切なんだなぁ、と思ったのでした。

そういえば、宮本さんのガマ口も、ぜんぶチクチクモリモリ、ではないのです。
密なところと、ふっと息をつけるような布味をたっぷり見せてくれるところと。

ナツヤスミ、モリモリで行っていましたけれど、
これからは、宮本さんのガマ口のように?たっぷりだけれど、
余白も楽しめるヒナタノオト!で、秋を迎えたいと思います。

宮本さん、今日も在廊します。
どうぞお出かけくださいませ。
(今日はホンマとイナガキがおります)

宮本佳緒里展始ります

2008.09.04 [ Edit ]

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展示完成しました。
(一眼レフじゃなくてごめんなさい。)

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最近人気というハンコケース。

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緩急まぜて展示しました。

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本と合わせての展示も。。

宮本さんは、初日木曜日と、6日(土)に在廊します。
260点、届いています。
どの布きれのストーリーも話せますよ。
と、お話も大好きな宮本さん。
明日からわたしたちも、うかがえるのが楽しみです。

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店内プチリニューアルも、9割方完成しました。
(1割は電話工事が来週なので、ファックスの移転ができないのです。。)
ひろーい!!って思いました。私たち的には。。。
風が渡ったような。
余白が生まれたような。。
来週木曜日からは、完全に事務所ではなくなって、gallery & shopになります。
今までちょっと狭くておくつろぎいただけなかった時もあって申し訳なかったのですが、
少しはゆったりしていただけるかも、、と希っております。。

ではでは。。。
新しいヒナタノオトでの、ガマ口展。
お待ちいたしております!!

ナツヤスミが終わって

2008.09.01 [ Edit ]

オトナのナツヤスミ。
最終日には、最後にナツヤスミを味わおう!と、
たくさんの方にお出かけいただきました。
とっても、うれしかったです。。

会期を通して、ご来店くださいました皆様、
ありがとうございました。
こころのどこかで、行ってみたいな、って
気にかけてくださいました皆様もありがとうございました。

月・火・水と、搬出を順次進めていきます。
そして、事務所移転と、それに伴う店舗ちょっぴり増床。
そして、そして、宮本さんの展示と行って、
木曜日から、姿も少し新しくなったヒナタノオトでお待ちいたしております。

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以下、出展作家のみなさまへ

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宮本さんが選んだ5冊から

2008.08.31 [ Edit ]

ぼろの美 額田晃(清文社)
「思わぬ布がいきなり隣や上にやってくると、
この布は迷惑だったろう、とりあえず仲良くしよう、
糸のせいだとぼやきつつ」 本文より

前に飛騨高山の骨董屋さんで、藍染の古い布を刺し子で上部にした未使用のぞうきんを五百円で買いました。
よく見せようと思っていない針目の自由さは、今も私の心を楽しませてくれます。
東大阪在住の画家である額田さんが、そんなとらわれのない布を集めて作られたいい本です。


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からくりからくさ 梨木香歩(新潮社)
「草や木や虫や蝶のレベルから、人と人、国と国のレベルまで、
それから意識の深いところも、浅いところも。
連続している唐草のように。一枚の織物のように。」 本文より

4人の女性が染めや織り、布に関係しながら、
りかさんという人形と暮らすところから始まります。
いつも梨木さんの本を読むと、なぜかケルトの模様が浮かぶのです。
なので、アイルランドに行ったことのある友人に、「唐草の布ない?」と聞くと、
なぜか唐草っぽくてきれいからという理由で下鴨神社の手ぬぐいをもらい、
なんとなく、それもパッチワークに入れています。


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森の暮らし、たいまぐら便り 安部千穂 ( アノニマ・スタジオ)
「日々の暮らしの中から宝物を見つける楽しさと、
たとえその輝きが自分にしか見えないものであっても、
それを大事にしつづけることの大切さを改めて教えてもらいました。」

智穂さんは岩手のタイマグラという場所で、野の草の染をされています。
お話していると、智穂さんの明るい笑顔や声を通して、
山の自然がもつ力をそのまま受け取っている気持ちになります。
そしてその訳がこの本の絵本のような文章の中にぎっしりと詰まっています。
今回は特別にタイマグラのおばあちゃんが紡いだ麻に、
智穂さんが藍染をしてくださった布を使わせていただきました。
 注目です!

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草の輝き 佐伯一麦 (集英社)
「と、お茶を飲みながら師匠が言った。
そしてこれは私の口癖、と前置きしてから、
『草木染めの色は退色するのではありません。
色は移ろうものです』とゆっくり諭した。」 本文より

会社を辞めて東北で草木染の修行を始める女性のお話。
草木のこと、日常のことが、たんたんと書かれています。
私も密かに心で「布の師匠」がふたりいます。
布にまつわる話とともに、いつも大事なものを受け取る気がします。
ガマ口に使用した布は、その師匠がずい分前に購入したもので、
棉や絹で織られていて、誰がどんな気持ちで織ったのか想像しあったのを、覚えています。


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アイヌの衣裳 岡村吉右衛門 京都書院美術双書
「刺繍には文字では伝わらない心の世界が広がっているんだよ」
どこかで読んだアイヌの人の言葉

初めて民芸館でアイヌの衣裳を見たとき、
しばらく立ち尽くして心の中が波うつような気持ちになりました。
紋様が好きだからとか、形が美しいからとかではなく
根源的な力のかたまりのようなものに打たれたのかなとも思います。
日本の染織シリーズの中で一番好きな本です。

宮本佳緒里展

2008.08.30 [ Edit ]

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宮本佳緒里 展 「布に関するものがたり」
2008/9/4/(木)〜15(月・祝)
作者在廊日:4(木)・6(土)

育つ、紡ぐ、染める、織るから始まって、
私の手元に届くまでに一枚の布には様々な物語があるのだと思います。
国や時代や素材のちがう小さな布を一枚につなぐとき、
それらの布が複雑にからまって、少しだけ深くなるような気がして
なんとなく嬉しくなります。
宮本佳緒里

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ご案内状、届きましたでしょうか?
さっそく、お問い合わせをいただいております。
展覧会ですので、お取り置きはさせていただけないのですが、
宮本さん、ちくちくちくちく・・・・たっぷり出品くださいますと。。
なんでも200個以上はやってくるもよう。。
なので、ご安心?くださいね。
きっと、誰かにどれか、ぴったりのものがあるかと。。。
どうぞお楽しみにお出かけくださいませ。

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ガマ口、としての楽しさ満点の展覧会ではありますが、
実は、宮本さんにヒナタノオトで展覧会をしてもらいたかったのは、
宮本さんが、ガマ口作りをする背景、根っこにとても興味があったから、です。
染織、布好きな方の雰囲気とは、どこか違う匂いのするひと。。。
その理由が、「タビビト」なのでは??と感じたことも、
しっかりその作品、そして作るひとと関わってみたい、と思わせてくれたのでした。

「タビビト」の宮本さんは、そして、「コトバ、ブンショウ」も心に持つ人なのだと、
これまた、気づいてしまってからは、ぜひ、「ガマ口×コトバ」展にしたい、
と思ったのでした。

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宮本さん、この展覧会のために、5冊の本を選んでくれました。

1・ぼろの美 額田晃(清文社)

2・からくりからくさ 梨木香歩(新潮社)

3・森の暮らし、たいまぐら便り 安部千穂 ( アノニマ・スタジオ)

4・草の輝き 佐伯一麦 (集英社)

5・アイヌの衣裳 岡村吉右衛門 京都書院美術双書

5冊の本をどうして選んだのか、は、このblogで、近くご紹介します。

そして、5冊の本にインスパイアされた作品と、綴った文章は、
ヒナタノオトで展示しますね。